シーズンは残り40試合。しかし、逆転のAクラス入りを目指すカープを待ち受けるのは8連戦、9連戦を含む超過密日程だ。この厳しい戦いを勝ち抜き、3位との5ゲーム差をひっくり返すための投打ふたりのキーマンにチーム浮上への思いを聞いた。

投のキーマン 夏場フル回転の鈴木健矢
投手のキーマンは鈴木健矢。
投手陣に故障が相次ぐ中、リリーフに先発と、役割を変えながらフル回転。およそ2か月ぶりの先発となった9日のDeNA戦でも6回1失点と好投し、苦しい夏場を戦う投手陣にとって欠かせない存在となっている。
フル回転となっている夏場について聞くと、「暑くてめちゃくちゃ大変ですね。」としつつも、「もちろん意気に感じてますし、なかなかみんながみんなできるポジションではないと思ってるので、そういうところでしっかり結果を出していけば、自分の居場所というかポジションを確立できるのかなと思ってます。」とよろず屋としての役割に自信をのぞかせた。
鈴木は19日の中日戦に先発予定。
役割にかかわらず、チームの浮上を見据えている。
「今回は先発ですけど、以降はわからない。これからまだ役割っていうのは固まってはいないと思うので、与えられたところでしっかり結果を出して、チームのAクラス入りにしっかり貢献できるように頑張りたいなと思います。」と意気込んだ。

打のキーマン 佐々木泰、不振の前半戦を乗り越えて
一方、打線の鍵を握るのはプロ2年目ドラフト1位の佐々木泰だ。
今季は新井監督の大きな期待を受け開幕から4番に抜擢されるものの前半戦は思うように結果を残せず、5月には2軍落ちを経験した。

それでも、6月以降は打率3割を超え、その好調を維持している。
14日の阪神戦では、およそ1か月半ぶりとなるホームランも放った。
佐々木は「前半に結果が出てなくて、ボールを潰すという意識に変えた。今はそういう気持ちで打席に立ってます。」と復調のきっかけとなる意識の変化について語った。
前半戦の悔しさがあるからこそ、後半戦にかける思いも大きい。
「前半戦役に立ってなかったんで、しっかり後半戦、勝利に貢献できるようにっていう気持ちは強いです。」
ベテラン 秋山からのアドバイスも刺激に
好調の佐々木だが、同じく夏絶好調の大先輩・秋山のアドバイスにも刺激を受けた。
「暑い中だから練習量を落とすんではなくて、やっていく中でいかに練習量を補えるか。『省いて省いてだったら成長は止まる』と。自分はそこを肝に銘じながら練習量はやってます。」とアドバイスを成長につなげる。
佐々木はAクラスに向け「まだまだ上を狙っていくチャンスあると思うんで、しっかり1試合1試合大切に戦っていきたいと思ってます。」と意気込んだ。
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