「大型で非常に強い」台風9号が日本の南海上を進んでいます。7日午後3時現在、台風9号は、フィリピンの東を時速25kmの速さで西へ進んでいます。

予報円を見ると11日(土)に、先島諸島に直撃するおそれがあります。また、日本列島に停滞する梅雨前線を刺激するおそれもあります。

現在、日本の南には高気圧が張り出していて、台風の進路によってはその高気圧が強まったり弱まったりします。高気圧の位置で、日本列島に影響を及ぼすかどうか変わるので、注意が必要です。
※9号の名前「バービー」は「ベトナム北部の山の名前」に由来しています。

**【画像で確認】台風9号 勢力を保ったまま先島諸島直撃か 7月18日(土)までの雨・風シミュレーション**

台風9号の今後の進路は?

7日(火)午後3時の実況
種別    台風
大きさ    大型
強さ    非常に強い
存在地域    フィリピンの東
中心位置    北緯16度30分 (16.5度)
東経138度25分 (138.4度)
進行方向、速さ    西 25 km/h (14 kt)
中心気圧    935 hPa
中心付近の最大風速    50 m/s (100 kt)
最大瞬間風速    70 m/s (140 kt)
25m/s以上の暴風域    全域 240 km (130 NM)
15m/s以上の強風域    全域 560 km (300 NM)

8日(水)午前3時の予報
種別    台風
強さ    非常に強い
存在地域    フィリピンの東
予報円の中心    北緯16度40分 (16.7度)
東経135度30分 (135.5度)
進行方向、速さ    西 25 km/h (14 kt)
中心気圧    940 hPa
中心付近の最大風速    50 m/s (95 kt)
最大瞬間風速    70 m/s (135 kt)
予報円の半径    45 km (25 NM)
暴風警戒域    全域 290 km (155 NM)

8日(水)午後3時の予報
種別    台風
強さ    非常に強い
存在地域    フィリピンの東
予報円の中心    北緯17度05分 (17.1度)
東経133度10分 (133.2度)
進行方向、速さ    西 20 km/h (11 kt)
中心気圧    925 hPa
中心付近の最大風速    50 m/s (100 kt)
最大瞬間風速    70 m/s (140 kt)
予報円の半径    65 km (35 NM)
暴風警戒域    全域 310 km (165 NM)

9日(木)午後3時の予報
種別    台風
強さ    非常に強い
存在地域    フィリピンの東
予報円の中心    北緯19度00分 (19.0度)
東経129度25分 (129.4度)
進行方向、速さ    西北西 20 km/h (10 kt)
中心気圧    935 hPa
中心付近の最大風速    50 m/s (95 kt)
最大瞬間風速    70 m/s (135 kt)
予報円の半径    100 km (55 NM)
暴風警戒域    全域 340 km (185 NM)

10日(金)午後3時の予報
種別    台風
強さ    非常に強い
存在地域    沖縄の南
予報円の中心    北緯22度10分 (22.2度)
東経126度05分 (126.1度)
進行方向、速さ    北西 20 km/h (11 kt)
中心気圧    935 hPa
中心付近の最大風速    50 m/s (95 kt)
最大瞬間風速    70 m/s (135 kt)
予報円の半径    150 km (80 NM)
暴風警戒域    東側 440 km (240 NM)
西側 370 km (200 NM)

11日(土)午後3時の予報
種別    台風
強さ    非常に強い
存在地域    東シナ海
予報円の中心    北緯26度20分 (26.3度)
東経121度50分 (121.8度)
進行方向、速さ    北西 25 km/h (14 kt)
中心気圧    935 hPa
中心付近の最大風速    45 m/s (90 kt)
最大瞬間風速    65 m/s (130 kt)
予報円の半径    185 km (100 NM)
暴風警戒域    南東側 560 km (300 NM)
北西側 370 km (200 NM)

12日(日)午後3時の予報
種別    台風
強さ    -
存在地域    華中
予報円の中心    北緯30度40分 (30.7度)
東経117度25分 (117.4度)
進行方向、速さ    北西 30 km/h (15 kt)
中心気圧    990 hPa
最大風速    20 m/s (40 kt)
最大瞬間風速    30 m/s (60 kt)
予報円の半径    220 km (120 NM)

台風の発生数は平年の2倍 エルニーニョとの関係性は? 

「台風(TS=TROPICAL STORM)」は、中心付近の最大風速が34ノット(17.2 m/s)以上の熱帯じょう乱のことです。

7日時点で、ことし発生した台風の数は「10個」で平年の約2倍となっています。気象庁は先日、約2年ぶりに「エルニーニョが発生していると見られる」と発表したばかりです。一般的に、台風の寿命が長くなる傾向があります。

〈エルニーニョ発生時に見られる傾向〉
・台風の発生位置が、平常時に比べて平年では南東にずれる(夏と秋は南にずれる)。
・夏、最も発生した時の台風の中心気圧が、平常時より低い。
・台風の発生から消滅までの寿命が長くなる。

台風の発生数が増えるわけではないようですが、遠く離れた海域での動向も含め、最新の情報をチェックするようにしてください。