気象庁は、1日(水)2つの熱帯低気圧が発生したと発表しました。それぞれ、今後24時間以内に台風に発達する見込みです。マーシャル諸島付近の熱帯低気圧は、西の方向に進み、5日には「強い」勢力に発達する予想です。南シナ海の熱帯低気圧は、週末にかけて大陸に向けて移動する予想です。

予想結果の一つとして、雨と風のシミュレーションを見ると、マーシャル諸島付近で発生した「熱帯低気圧」は、発達しながら北西方向に進んでいます。来週には、沖縄の南まで進み、黄色や赤色の強雨域を伴う予想です。本州付近に停滞する梅雨前線を刺激して大雨になるおそれもあります。

【画像で確認】ダブル台風発生へ 日本への影響は 7月12日(日)までの雨・風シミュレーション

台風の発生数は平年の2倍 エルニーニョとの関係性は? 

「台風(TS=TROPICAL STORM)」は、中心付近の最大風速が34ノット(17.2 m/s)以上の熱帯じょう乱のことです。

30日時点で、ことし発生した台風の数は「8個」で平年の約2倍となっています。気象庁は先日、約2年ぶりに「エルニーニョが発生していると見られる」と発表したばかりです。一般的に、台風の寿命が長くなる傾向があります。

〈エルニーニョ発生時に見られる傾向〉
・台風の発生位置が、平常時に比べて平年では南東にずれる(夏と秋は南にずれる)。
・夏、最も発生した時の台風の中心気圧が、平常時より低い。
・台風の発生から消滅までの寿命が長くなる。

台風の発生数が増えるわけではないようですが、遠く離れた海域での動向も含め、最新の情報をチェックするようにしてください。