サンフレッチェ広島は元日本代表のFW浅野拓磨が完全移籍で復帰することを発表しました。10年ぶりにサンフレッチェのユニホームに袖を通すことになります。

31歳の浅野拓磨は三重県の出身で、四日市中央工業高校時代から全国大会で得点王になるなど注目され2013年にサンフレッチェ広島へ入団。
当時の指揮官は現在の日本代表監督の“森保一”でした
俊足をいかしたフォワオードとしてプロ3年目の2015年にブレーク。途中出場ながらリーグ戦で8ゴールを挙げる活躍を見せると年間王者を決めるチャンピオンシップでもガンバ大阪を相手に第2戦でゴールを挙げ広島の3度目のJ1優勝に大きく貢献しました。
ゴール後のジャガーポーズもサポーターの間で浸透し、2016年には背番号が「29」から「10」に変わる中、イングランド・プレミアリーグに属する名門アーセナルからオファーを受け7月に移籍が決定。

海外移籍を前に心境を語る浅野拓磨(2016年7月)
移籍を前に当時21歳の浅野は「やっぱり寂しさというのはあります。このチーム(広島)に来て自分に足りないものがなにかというのを感じさせられた。その課題と向き合って毎日、毎日100パーセントで取り組んできたらあっという間に3年半が過ぎていた。ここでやってきた事というのは自分の中に為になってることばかりで、経験したことというのはこれからに生きると思うので、自信をもってこの(練習拠点・吉田町の)グラウンドから去りたい」と語っていました。また退団のセレモニーではサポーターに対して「また皆さんに成長した姿を見せられるように全力で頑張りたいと思うので心のどこかで応援していただけると幸いです」と思いを伝えていました。
広島退団後は、ドイツ・セルビア・スペインと渡り歩く中、日本代表としても活躍
リオ五輪代表(2016年)やワールドカップ代表(2022年・カタール大会)に選出され、強豪・ドイツを相手に決勝ゴールを挙げるなど日の丸をつけても印象的な活躍をみせました。
浅野はことし、スペインリーグのマジョルカに在籍していましたが、新たなJ1リーグが8月に開幕するを前に10シーズンぶりの広島復帰が決定しました。

浅野は「10年ぶりにサンフレッチェ広島に復帰することになりました。家族やこれまで支えて下さった全ての方々、そしてサンフレッチェ広島に関わる全ての方々への感謝の気持ちを忘れずに、リーグ制覇、アジア制覇を目指して全力でプレーします。エディオンピースウイング広島で皆さんにお会いできることを楽しみにしています」と意気込みを語っています。
サンフレッチェの攻撃陣はジャーメイン良と木下康介が、ともにJ1清水エスパルスへ完全移籍で退団することになっており、FWの補強が注目されていました。
チームは今後、7月オーストリアや宮崎でキャンプをおこない、8月8日(土)か9日(日)にジェフ千葉との開幕戦(エディオンピースウイング広島)を迎えます。
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