カープは19日(金)からセ・リーグとの戦いが再開します。ファームで調整中の巻き返しのカギを握る選手たちを取材しました。

17日、大野練習場でおこなわれた練習には1軍昇格を待つ會澤翼や堂林翔太などの実績組や、コンディション不良でファーム調整中の選手の姿がありました。

栗林は今シーズンから先発に転向し2完封含む4勝をマーク。しかし5月22日の中日戦で右内転筋を怪我し登録を抹消されていました。17日はケガの後、2度目となるブルペン入り。試合を意識し、インターバルを挟みながら、抹消後、最多となる、およそ80球を投げ込みました。

栗林良吏
「もう制限なく動けていますし、球数もしっかり投げても患部には問題なかったんで、そういう意味でいい段階にきてるかなと思います」

リハビリ期間も成長へとつなげるべく“新球習得”にも取り組む背番号20

栗林良吏
チェンジアップを初めてブルペンで投げた。キャッチボールでは投げていたんですけど、今年からスライダーを使い始めて、やっぱり相手の頭にない球種を投げることはすごく有効だったなと思いました。チェンジアップで決めにいくというよりは、困った時にストライクがとれる球種の1つとしてアクセントになればいいなと思っています。ここから実戦に入れてもらえるのでどんどんスピードも上げていかなきゃいけない。実戦で結果出すための準備をしていきたいなと思います」

栗林と同学年、今シーズンから選手会長を務める島内もブルペンへ…

島内は今年もセットアッパーとして期待されましたが、開幕から不安定な投球が続き4月18日からファーム再調整となりました。

島内颯太郎
「徐々に自分のボールが投げられるようにはなってきていると思います。ファームに合流した当初は、上体が突っ込んでしまってなかなかボールに力が伝わってなかったんですけど、ここ最近は左足にあまりこう体重を乗せすぎずに、体重を右足の方に残すフォームで取り組んで、すごくイマいい形で入れていると思うので、これを継続して試合でもやっていきたい」

“勝利の方程式”の後輩からも刺激。島内「もう一度取りに行く…」

島内颯太郎
「現状では遠藤(淳志)だったり、髙(太一)だったりがいい場面で投げてるので、そこのポジションを僕自身ももう一度取りに行くっていう気持ちは大事だと思います。そういった競争に加わっていけるように、まずは1軍に合流できるようにってところで結果を残していきたい」

野手では昨年、日本人最多11本のホームランを放った末包昇大は…

今シーズン、いまだに昇格が出来ていませんが、ファームで直近5試合で3度のマルチヒットを放つなど状態をあげています。

末包昇大
「今までゴロだったものがライナーだったり、ちょっと角度がついて長打になったりっていうのが増えたので(結果が)少し出てきたのかなと思います」

今月9日の2軍の阪神戦でホームランを放ちましたが、手応えを感じたのはその前の打席でした。

末包昇大
「あの試合はその前に打ったセンター前(ヒット)が、少し自分のなかで良くなってきたなっていう、兆しの見えるヒットだった。うかうかしてる時間もないので、自分のなかでもっともっと状態上げて、早く呼んでもらえるような成績、結果、内容、出していきたい」

登録抹消となったドラ1平川蓮。13日の楽天戦で右手有鉤骨を骨折…

右手にギプスをはめた平川は17日、大野練習場から病院へ向かい、骨片を摘出する手術をおこないました。ルーキーイヤーの今年はオープン戦から結果を残し、開幕スタメンで初ヒットも放ちましたが、ここまで29試合の出場で打率1割8分6厘、1本塁打、11打点の成績。4月に右肩を負傷、5月には体調不良、そして今回の骨折で3度目の抹消となりました。