気象庁は10日「2026年春からエルニーニョが発生しているとみられる」と発表しました。日本だけでなく、世界中の異常気象の要因となることがあります。
エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域から南米ペルー沖にかけて、海面の水温が平年より高くなった状態が、1年程度続く現象です。逆に低い状態は、ラニーニャ現象と言います。
気象庁は「今後、秋にかけてエルニーニョ現象が続く見込み」としていて、発生は約2年ぶりです。
エルニーニョの夏は「冷夏」傾向も…
気象庁の観測による過去の統計的な傾向としては通常の夏に比べて「冷夏」になりやすいことが知られています。

エルニーニョ現象発生時 6~8月の天候の特徴(気象庁のHP)
▽平均気温:西日本で低い傾向。北・東日本で並か低い傾向。
▽降水量:西日本の日本海側で多い傾向。
▽日照時間:北日本の日本海側で少ない傾向。東日本の日本海側で並か少ない傾向。
2026年夏も「全国的に気温高い」!?
一方、向こう3ヶ月の気温は(6~8月)全国的に「高い」と予想されています。
地球温暖化により、大気全体の温度が高いことはもちろん、太平洋高気圧の北への張り出しが平年より強くなることが見込まれています。

先日、6月としては14年ぶりに、台風(6号)が日本に上陸しました。南の海上では、台風が発達する条件の1つ、海面水温が27℃以上となっています。今後発生する、熱帯低気圧・台風の動向にも注意が必要です。
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