こちらは、広島県庄原市東城町の農園が作ったアイガモ米です。アイガモに雑草を取ってもらう農法のコメで、5kg5千円前後もします。
コメ離れが進む中、なぜか、このコメの注文が増えていて農園では、増産に向けてロボットまで導入しました。先日、農園であった消費者との交流会を取材しました。
庄原市東城町の藤本農園です。37回目を数える「田植え交流会」には、ここのコメを食べている広島や大阪の消費者らおよそ250人が参加しました。
アイガモのヒナの登場です。子どもたちは手に手にヒナを持ち、田んぼに放します。

この農園では除草剤を使わず、アイガモに草を取ってもらうアイガモ農法を旗印に、無農薬や減農薬のコメを作っています。
そのヒナのすぐ横に黒い物体が現れました。アイガモロボットです。

藤本農園 藤本聡 社長
「アイガモとアイガモロボのハイブリッドで、ここの田んぼは管理したいと思います」
アイガモは、キツネなどの野生動物に襲われるリスクがあることから、注目されているのがアイガモロボットです。
柴田和広 記者
「このロボットの裏側にブラシがあって、このブラシが回転しながら進むことで、水が濁って、雑草の発生を抑えるそうです」
農園では2年前、1台購入しましたが、今年、一気に10台購入しました。
藤本農園 藤本聡 社長
「アイガモ米の増産を図りたいと思いまして。というのも、ご注文がすごく増えているので」
消費者のほかホテルやレストランからも注文が相次いでいるというのです。
消費者
「冷えても美味しいですし、あのモチモチしてますし、一番好きなおコメの種類」
価格は5kg税込み5千円前後。これまでアイガモ米は無農薬の“味はいいが高いコメ”というイメージでした。ところが…
藤本農園 藤本聡 社長
「米価が上がって、アイガモ米と一般米の値段の差がだいぶ縮まったので、お求めやすい価格になった」
取り引き先の大阪のおコメ屋さんでは、こんな動きも…
大阪の米穀店 南野秀典さん
「スーパーに置いていないおコメを探されている方は結構、来られました。ここの広島のアイガモ農法のおコメとかも、求められている方が多いですね」
米価の高止まりで安いコメを求める人がおコメ屋さんから離れた一方で、アイガモ米などこだわり米を求める客が増えているそうです。
藤本農園 藤本聡 社長
「きちんと分かるものを食べたいよ、というお客様が増えてるんだという風に感じています。消費者も生産者もみんな顔と顔が見えて、それが信頼関係がきちんと結ばれている、だから安心して口の中に入れることができるっていう」

果たしてこのアイガモ米人気、本物なのでしょうか?藤本社長はことし3割程度、増産する計画です。












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