広島市は3日、スーパーで販売された刺身が原因とみられる「アニサキス」による食中毒が発生したと発表しました。
広島市によりますと、3日午前、同市南区のスーパーから「当店の刺身の購入者が体調不良で医療機関を受診したところ、アニサキス虫体を摘出した」と連絡がありました。
申告があったのは20代の客1人で、5月31日午後8時半ごろ、刺身の盛り合わせ(アジ・真鯛など)と、金目鯛の刺身を購入し喫食。翌日の午前10時頃から胃痛や吐き気を発症したということです。
市は調査の結果、いずれかの刺身が原因とみられるアニサキスによる食中毒と判断。そのスーパーに対して、冷凍品を除く刺身などの調理・販売の禁止を命令しました。スーパーに対して調査や指導を実施しているということです。

アニサキスは体長が2-3cm、半透明白色の寄生虫で、サバ、サンマ、サケ、アジ、イワシ、イカなどの魚介類に寄生します。多くは内臓部分に寄生していますが、鮮度が落ちると内臓から身の部分に移動するということです。体内に入ると、食後1時間~36時間で、激しい腹痛や嘔吐などを発症するということです。
アニサキスによる食中毒 予防方法は?
広島市は、予防方法として3点を挙げています。
1.加熱
加熱することで死滅します。筋肉の内部まで入り込んでいる場合があるため、中心部まで十分に加熱しましょう。60℃以上で1分、または70℃以上だと瞬時に死滅します。
2.冷凍
冷凍することで死滅します。-20℃で24時間以上冷凍してください。
3.除去
アニサキスは通常、魚の内臓に寄生していますが、魚が死んで鮮度が落ちると内臓から筋肉に移動します。筋肉に移動したアニサキスは発見が難しくなるため、早めに内臓を除去しましょう。魚介類を刺身などに加工する際は、アニサキスが寄生していないか目視で確認し、取り除きましょう。内臓にアニサキスがいたときは、刺身やしめ鯖など生で食べる料理には使用しないでください。
完全無料で広島情報


コメント (0)
IRAWアプリからコメントを書くことができます