中東情勢の混乱は収まる気配がありません。そんな中、生活の足として欠かせない自動車の整備にも深刻な影響が出ています。

乗用車からトラックまで1日約30台の車を整備する新見自動車整備工場。1964年の会社設立以来、かつてないピンチを迎えています。

新見慎司社長
「手を尽くしていろんなところと掛け合っているんですが、なかなかうまくいきません」

供給不足の中でも深刻なものは…

中東情勢の悪化以降、原油などを原料とする整備物資が供給不足に陥っているといいます。

中でも深刻なのが…

新見慎司社長
「これはエンジンオイルのタンクになります(Q今残ってるのは?)もう0です。この中には」

エンジンの摩擦を減らして部品をスムーズに動かし、熱を吸収したりするエンジンオイル。「車の血液」と言われるほど必要不可欠なものですが、今月に入って入荷がストップしています。

新見慎司社長
「このタンクのオイルが無くなったのはきのうの朝。ついに来たか、大変なことになったなと」

月に1200Lほど使用も集められたのは…

普段は月に1200リットルほど使用しますが、なんとか集められたのはわずか40リットル。今すぐ交換する必要がない客に対しては、時期を遅らせるようお願いしていますが、限界もあります。

新見慎司社長
「期限が過ぎた状態で長い間使われると、エンジンが破損したり不具合が起きてきますから、非常に困った問題」

さらに、塗装に使うシンナーも手に入らない状況で、在庫が無くなれば事故の修理などもできなくなるといいます。

新見慎司社長
「物流もストップだしお客さんの仕事も止まるようになるかもしれません。もう勘弁して、こんなことは二度とごめんですから」