プロ7年目の今シーズン、存在感が高まっているのが広島東洋カープのキャッチャー・持丸泰輝です。15日(金)は栗林良吏とバッテリーを組み今季1度も完封負けがなかった阪神打線をゼロに抑えました。去年まで1軍出場はわずか5試合。苦労人でもある24歳が今季チームトップのスタメンマスク数となった裏には、ある危機感がありました。(記録は2026年5月15日時点)
場内アナウンス
「ラスタバッターはキャッチャー持丸」
4月19日、4年ぶりに持丸の名前がスタメンに刻まれました。

持丸泰輝
「絶対に一軍に行ってやるという気持ちは常に持ちながらやっていました」
持丸は今季初スタメンの試合で7年目にしてプロ初ヒットをマークします。さらに5月5日にプロ初ホームラン、翌日に2試合連続ホームランとバットでもファンを魅了。5月に入り、月間打率は3割近い持丸ですが…
持丸泰輝
「バッティングのことはあまり考えられてないというか・・守備を第一に、バッティングは二の次っていう気持ちでずっと今もやっています」
持丸泰輝は2019年秋のドラフトで、旭川大学高校から育成1位で入団。2025年秋に転機も
同じポジションには會澤翼、坂倉将吾ら実績豊富な先輩がそろっており、一軍の壁は想像以上に高いものでした。加えて2023年から3年間一軍出場のなかった持丸に去年の秋、さらなる危機感が…。

持丸泰輝
「二俣(翔一)がキャッチャー再挑戦っていうのを聞いた時は、悔しさというか、うわ~、これ負けられないなっていう気持ちはやっぱりあったので。反骨心じゃないですけど、二俣も同じ育成選手から支配下登録に上がって活躍する姿を見ていたので、すごくそこに対しての悔しさもあった。今はそれがモチベーションになっているのかな」
背水の陣で掴んだチャンス。スタメンマスク数は坂倉を抜きチームトップにー
5月12日の巨人戦。キャッチャーとしてのスタメン数が17試合となり坂倉を上回りました。プロ7年目。カープを勝利に導くキャッチャーになるため試合を重ねながら自身の成長を実感する日々を過ごしています。

持丸泰輝
「(4月21日)2対1で勝ったマツダの試合で、森下さんと組んで初めて9イニングしっかりマスクをかぶって僅差で勝てた試合は、自分の中で自信に繋がった。終盤も勝ちパターンのピッチャー受けさせてもらってゼロでしっかり抑えられたのは自分の中でもすごくいい経験になりました。(1軍に)呼ばれた時もこれがもう最後のチャンスだなと思って腹くくっていましたし、その中で一試合一試合気が抜けない。緊張感を毎日持ちながらやってる状態です」
今季のカープの支配下のキャッチャーは7人。最年長は38歳の會澤翼。前夜、栗林を完封リードの持丸は24歳

スタジオ解説・木村雅俊(中国新聞社・編集委員室長)
「(ことしは捕手の)意図しない世代交代が起きて、持丸がチームを救った気がします。あのままだとキャッチャーが大崩壊していたと思いますが、持丸が出てきたおかげで坂倉がよみがえってきた。まだチームの調子は悪いですけど、軸がひとつ固まってきたと思います」
<RCCテレビ・イマナマ/2026年05/15(金)放送>

2019年秋 ドラフト指名直後の持丸泰輝

キャッチャーとしてまずは守備を意識
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