いわゆる「ゾンビたばこ」を使用した罪に問われている元・広島東洋カープの羽月隆太郎被告(26)の初公判が15日、広島地裁で開かれました。羽月被告は起訴内容を認めました。また被告人質問では「周囲に吸っているカープ選手もいたので、自分も大丈夫だと思った」などと証言しました。
医薬品・医療機器法違反の罪に問われているのは、元・広島東洋カープの羽月隆太郎被告。起訴状によりますと、去年12月16日ころ、広島市中区の自宅で、指定薬物の「エトミデート」を使用したとされています。
傍聴券求めて長蛇の列
初公判の開廷は午前11時。広島地裁には、傍聴券を求めて500人以上が列を作りました。

傍聴券を求め長蛇の列
羽月被告は、黒のスーツに白いシャツ、緑のネクタイ姿で入廷。裁判が始まり、読み上げられた起訴状に間違いないかと問われると「はい」と答え、起訴内容を認めました。
「周囲に吸っているカープ選手もいた…」

裁判所に入る羽月被告
この日行われた被告人質問。証言台に立った羽月被告は、ゾンビたばこを吸引するきっかけについて、こう証言しました。
羽月隆太郎被告
「周囲に吸っているカープ選手もいたので、自分も大丈夫だと言う甘い考えが勝ってしまいました。
正しい判断をすべきでしたし、家族と向き合うべきだったと深く反省しています」
羽月被告は、弁護側や検察側からの質問に対し、淡々と答えていました。
そして裁判では、吸引を始めた時期も明らかになりました。
最後の購入はカープ寮に郵送…

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検察などによりますと、羽月被告は25年3月から4月ごろ、東京遠征の際にバーで知人から勧められて吸入したといいます。その後の法改正で、エトミデートは違法薬物に指定されています。
羽月被告は、同年11月ごろにテレビの特集で違法性を認識したといいます。最後の購入は同10月でカープ寮に郵送してもらい、その後は購入していないということです。
一方で、検察は「エトミデートを使用すればよく眠れることや、現行犯として所持していなければ逮捕されることはないと考え使用を続けた」と指摘しました。
検察「依存性、常習性は顕著」

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検察は論告で、違法性と認識した後も使用を続けていることなどから、「遵法精神が欠如していることは明らかで、依存性、常習性は顕著であり、同種再犯に及ぶおそれは否定できない。刑事責任は重く、幻獣に処罰する必要がある」とし、拘禁刑1年を求刑しました。
一方、弁護側は「すでに社会的制裁を受けていて、反省もしている」などとして、執行猶予を求めました。
その後、休廷を挟んで行われた判決で、広島地裁の井上寛基裁判官は、拘禁刑1年、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
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