広島市は19日、広島市の飲食店が提供した仕出し弁当が原因とみられる食中毒が発生したと発表しました。市は、同店に19日付で営業禁止の命令をしました。
広島市によりますと、16日午後1時半ごろ、市内の医療機関から「仕出し弁当を食べた職員など9人のうち6人が体調不良」と連絡がありました。
市が調査したところ、医療機関の職員など9人が13日昼に仕出し弁当を食べていました。14日夜から16日昼にかけて7人がおう吐や下痢などを発症していたということです。いずれも入院はせず、軽症ということです。
飲食店の従業員からノロウイルス検出
患者からはノロウイルスが検出されました。また、弁当を提供した飲食店の従業員からもノロウイルスを検出されたことから、調理の際にノロウイルスが付着した可能性が高いということです。
市は、仕出し弁当を原因とする食中毒と判断し、19日付で飲食店に対し営業禁止を命令しました。
ノロウイルスを予防するポイント
広島市保健所によりますと、ノロウイルスの予防には以下が重要だとしています。
・調理や食事の前、トイレの後には、しっかり手を洗う。石けんをよく泡立てて、手についたウイルスを泡で浮かせ、流水で十分に洗い流す。アルコール消毒は効果がないため、手洗いがとても重要。
・嘔吐、下痢の症状がある人は、タオルの共用は避ける。
・便や嘔吐物が付着したものは、消毒する。
・まな板、包丁などの調理器具は、使用後十分に洗浄し、消毒する。消毒は熱湯や塩素系漂白剤が有効。アルコール消毒は効かない。
・二枚貝は、中心部まで十分火を通す。(中心温度:85~90℃で90秒間以上)
ノロウイルスの特徴
ノロウイルスには以下の特徴があるということです。
・冬季を中心に一年中発生する。
・潜伏期間(感染から発症までの時間)は24時間~48時間。
・下痢、吐気、嘔吐、腹痛、発熱などの症状が出る(2~3日で回復)。
・ノロウイルスは、症状がなくなっても、数週間は便から排出される。
・感染しても症状が出ない人がいる。
・感染した人の便や吐物には、大量のノロウイルスが含まれている。
・感染力が非常に強く、少量でも感染する。
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