「海の砂漠化」とも呼ばれる藻場の減少。その一因とされる魚「アイゴ」について、広島県の福山大学が胃の内容物を調査したところ、今後期待される対策が見えてきました。
藻を食べる「アイゴ」。近年、瀬戸内海でも増加しているとみられ、藻場を食い荒らす存在として漁業者を悩ませています。

アイゴは本当に藻を食べているのか。その実態を調べるため、福山大学は2025年5月から9月に福山市内で穫れたアイゴを71匹を解剖。顕微鏡を使って、胃の中を調べたところ、やはり海藻を食べていることが確認できました。
福山大学 金子健司 教授
「(6、7月は)赤で示した、大型海藻つまり、これはおそらくはホンダワラの仲間の類いが多い。そのような海藻を多く食べていた」
アイゴの体長 時期による違いにも注目

さらに、時期による体長の違いにも注目しました。5月から8月の個体は約20センチから30センチと大型ですが、9月は5センチから13センチと小さくなります。大型のアイゴが産卵し、その幼魚が9月ごろから姿を現すと金子教授は分析しています。
福山大学 金子健司 教授
「藻場の減少を少しでも、抑制するには5月ぐらいに出現し始めたアイゴを積極的に漁獲などで駆除することが考えられる」
金子教授は藻場の減少について水温の上昇や栄養塩不足など他の要因もあるとしています。
福山市は2026年度、この結果も踏まえてアイゴの駆除対策に取り組むことにしています。







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