広島の女子教育を長年担ってきた比治山女子中学・高校が男女共学になりました。校名も改め、きょう初めての入学式が行われました。

【画像を見る】男女共学になり初めての入学式の様子など

広島市南区の比治山女子中学・高校は、1939年の創立以来、87年にわたり女子校として歩んできました。しかし生徒数の減少や多様性を重視する時代のニーズを受け、この春から男女共学に変更。

男子受け入れに向けた「校内リニューアル」

校名も比治山学園中学・高校に改め、きょう初めての入学式が行われました。中学校には121人、高校には332人が入学しましたが、それぞれ開校以来初めてとなる男子生徒もいます。

白山貴浩 記者
「男子生徒の受け入れにあわせ、校内もリニューアルされています。空き教室を活用して更衣室を新設や、トイレの改修など、誰もが過ごしやすい環境が整えられています」

校章は、引き続きハトをモチーフにしていますが、デザインを一新。校歌は男女共学化を受け、歌詞の「やまと乙女の」が「悠か理想の」に変わりました。また、男子のサッカー同好会やeスポーツ同好会が新設されています。

生徒の本音と校長が描く「新しい比治山」

男子生徒
「男子の部活が増えればいいなと思う」
「男子が2割ぐらいで結構きまずい。体育祭で楽しんで青春したいです」

女子生徒
「(女子校だと)大学で急に男子と一緒になると、関わりが難しい、普通より。男女共学になってありがたいなと」

比治山学園中学・高等学校 大林秀則 校長
「開校以来、培ってきた教育プログラムは継承していこうと。男子も入ってきて、共に切磋琢磨しながら自分の進路実現に向けてしっかりがんばってくれれば」

新入生たちは、期待に胸を膨らませ、「新しい比治山」の第一歩を踏み出しました。