4月に値上げされる食品は2798品目…この「値上げラッシュ」について、広島の消費者や小売店はどう受け止めているのか、聞いてきました。

消費者
Q.値上がり感じるときある?
「外食で値上がりを感じる。回転寿司とか特に。昔より数十円上がっている」

消費者
Q.何か対策は?
「食べ過ぎないように…笑」

消費者
「バーテンダーです。オレンジジュースでも、モノによって値段が変わってくる、高いなって」
「お菓子も高いと思う」
「今一人暮らしなんですけど、お肉とかも高いんで。どうしても、牛が食べたいけど豚にいってしまう」

広島市南区の生鮮スーパーでも聞いてみました。この店は、庶民派価格が人気で、野菜売り場では2桁の値札が目を引きます。

チンゲンサイ59円の店にも響く、不安の声

店の評判を聞いて、この日初めて来たという夫婦連れがいました。

来店客
「年金暮らしなので、ちょっとキツいです。ちょっとでも安いところを探して」

赤ちゃんを抱えた女性は、この店には面白いものがあるからと、贔屓にしているようでした。

来店客
「賃金が上がらないといけない中で(値上がりは)仕方ないことだと思いつつも、まぁちょっと家計に厳しいものがあるな、不安だなという感じで」

消費者から一様に聞こえてくるのは「不安」の声です。

来店客
「2000品目以上が値上げするのは半年ぶり」と報じられていますが、ここでは少し違った受け止めです。

生鮮スーパー「たかもり」 伊木英人副社長
「もうこの4月っていうタイミングで始まったわけではなくて、我々にとっては。もうずっと上がり続けてるんで。ちっちゃい小売店としては、もう常に上がり続けてるんで、今に始まったことじゃないよっていうのが我々の思いですね」

そんな中でも、特に今月、影響を受けるのは…?

惣菜・弁当の材料がピンチ?!

生鮮スーパー「たかもり」 伊木英人副社長
「鶏肉が今ビリっと1番ちょっと堪えるなっていう感じでして。従来の値段の倍以上の値段に今仕入れ値が上がってきていて(国産が?)輸入がですね、特に」

「たかもり」で販売する鶏肉は、国産だけですが、弁当や惣菜の材料としていたブラジル産の鶏肉が、為替の影響もあり、2倍以上値上がりするといいます。

また、石油製品の値上げで中小の小売店がより打撃を受けるのではないかと懸念しているそうです。

生鮮スーパー「たかもり」 伊木英人副社長
「トレーであったり、それを包むラップであったり、あとは衛生面を考慮して手袋つけてやってますけども、その手袋とか、そういったものが石油製品になってくるんで、モノの確保ができるのかなっていうところまで、なんかメーカーは心配してるぐらいになってきております」
「全部をトレーに入れてラップして売るっていう売り方も、やっぱ考えていかなきゃいけないのかなっていう風にも思います」

商品同様になくてはならない容器や包装。リサイクルの意識を持って買い物をする、という人もいました。

来店客
「リサイクルできない包装ではなく、リサイクルできる包装のものをなるべく買おうかな?と思ってます」

伊木副社長は、値上がりばかりが注目されて、生産者にしわ寄せがいくことを心配していました。利益が出ない現状が続くと、作る人がいなくなってしまうのではないか…、不安なのは消費者だけではないようです。