広島県教育委員会が先月発表した県立高校の再編計画案について、県町村会が十分な説明などを求める意見書を提出しました。

横田美香知事と篠田智志教育長宛てに意見書を提出したのは、県内9町からなる県町村会の吉田隆行会長です。

再編計画案を巡っては、県内の県立高校18校が統合の対象となっていて、県町村会に属する海田町の海田高校も対象校です。

9町の総意で提出された意見書は、県立高校の再編計画案について「高校が消失する地域への影響は計り知れない」とし、▽地元自治体などへの十分な説明▽学校の規模や配置について柔軟な検討、▽存続に向けた取組みへの支援などを求めています。

広島県町村会 吉田隆行会長
「(高校と周辺自治体の)将来的なことも考えていきながら拙速な統合は好ましくないのではないか」

一方、県内の小・中学校の教職員でつくる全教広島など3つの団体は、県立高校の再編計画に反対する「広島の公立高校を守る会」の結成を発表しました。

今月5日には知事と教育長に宛てて、要請書を提出。生徒や保護者・教職員などと十分な話し合いの場を設けることなどを求めていました。

新日本婦人の会 安藤加奈子事務局長
「いまから入ってくる子どもたちが主なのに、置き去りにされていること自体おかしい」

3つの団体は再編計画の対象校の前で署名活動やアンケートを実施。集まった署名は来月中旬、県教委に提出するということです。

再編計画をめぐって、県教委は今月18日までホームページなどから意見を募っています。これまでに625件を超える意見が寄せられているということです。

県教育委員会 篠田智志教育長
「これからの将来の子どもたちの教育環境をどうしていくのかをしっかり考えて、一緒により良くしていくためにどうするべきかをしっかり話が出来るようになれば」

県教委は先週以降地元説明会を開いていて、来週27日には地元住民の要望を受け、安西高校の関係者に対して説明会を開く予定です。