アメリカ・イスラエルとイランによる攻撃の応酬が止まらず、中東地域が混乱しています。広島の旅行会社にもその影響が出ているようです。

近畿日本ツーリストでは、広島支店が手配中のツアーで中東に滞在するケースはなかったそうです。

2月28日、外務省が中東・イランの周辺国の危険情報を「レベル2」に引き上げました。それに伴う対応がまさに今、進められています。

近畿日本ツーリスト 西日本支社 増本義伸販売課長
「そこに行く、もしくは、そこの空港を利用するっていうお客さんとかに関しては、こちらから積極的な販売はしません。そういったご案内をさせていただくような形になると思います」

対象国へのツアーは原則中止となります。問題は、それだけではありません。

中東経由でヨーロッパに行く人も…

アラブ首長国連邦=UAEの都市、ドバイの空港は、世界最大級のハブ空港です。行き先が中東でなくても、ここを経由してヨーロッパに行く便は、非常に多く、近畿日本ツーリスト西日本支社では、売り上げの1割ほどが影響する可能性がある、ということです。

近畿日本ツーリスト 西日本支社 増本義伸販売課長
「この時期、例えば語学研修とか、そういった団体さんについては、もう今月いよいよ出発ですねという方がいらっしゃいまして、今後ちょっと話をしながら中止とか変更とかっていうのが想定されます」

直行便や別の経由地への振り替えは簡単ではなさそうです。

近畿日本ツーリスト 西日本支社 増本義伸販売課長
「すでにですよね、春休み時期で、結構通常でもいっぱいになる飛行機に、さらに取り直したお客さんが入るかどうかっていうとこもあるんですね」

今後の情勢が見通せない中、旅行業界では、原油の高騰による航空料金への影響なども懸念されています。

国内旅行を予定している人
「できれば海外にも行ってはみたいので、子ども連れて。やっぱり世界平和であって、みんなが楽しくできる世界がいいのかなと思います」