2月とは思えない記録的な暖かさが続いています。急激な気温の変化は雪解けを早め、スキー場にとって大きなダメージとなりますが、もしもの想定も忘れてはいけません。
安芸太田町では、雪山での遭難事故を想定した救助訓練が行われました。地元の警察官や消防団などおよそ30人が参加しました。
2024年12月、恐羅漢山では登山中の20代男女2人が遭難する事故が発生しました。この時は無事に救助されましたが、訓練当日(2月25日)のような視界の悪い日は、救助のプロであっても決して侮れません。
ドローンを活用した訓練も

現場ではドローンを飛ばして上空からも人影を探します。建物の中から映像をリアルタイムでチェックし、無線で指示を送りながら負傷者を発見。ストレッチャーで慎重に搬送する手順を確認しました。
山県警察署の渡辺隆明警備課長は「標高の高い山は急な天候の変化が起こりやすい。いつ遭難が起きても対応できるよう訓練を積みたい」と話しました。
「非常に残念」昨シーズンから一転…深刻な雪解け

末川徹 気象予報士
「雪を触ってみると水分を含んでいて、粒も粗くなっています」
スキーヤーやスノーボーダーが楽しそうに滑る一方、スキー場側は苦境に立たされています。
恐羅漢スノーパークの川本泰生さんは「雪が降ることを非常に期待していたが、こんな状況(雪不足)になるとは思っていなかった。残念な気持ちだ」と肩を落とします。
昨シーズンは「最も遅い営業日」を更新も

昨シーズンは関係者も驚くほど雪に恵まれ、例年は3月下旬に終わる営業を4月13日まで延長。最終日でも80センチ近い積雪があり、過去「最も遅い営業日」を更新するほどでした。
しかし今シーズンは、オープン自体が前年より2週間遅い年末にずれ込みました。さらにここ数日、気温が20度近くまで上昇。4月中旬並みの季節外れの陽気が雪解けを早め、今週からはコースを一部クローズしての営業を余儀なくされています。
今後の見通しは? 再来週の「寒の戻り」に期待

同じ芸北エリアの北広島町八幡の積雪量を比較すると、記録的な寒波に見舞われた昨シーズンに対し、今シーズンは最も積もった今月8日でも70センチ。平年を上回る日はありませんでした。
厳しい状況が続きますが、スキー場の川本さんは「再来週の寒の戻りに期待。人工降雪機をフル活用し、例年通り3月下旬までの営業を目指したい」と話し、春休みシーズンに向けた維持管理に全力を挙げるとしています。































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