今回の衆議院選挙では、立憲民主党と公明党が立ち上げた新党「中道改革連合」が自民党と対峙しましたが、大敗しました。広島での中道の選挙戦を検証します。
中道改革連合・野田佳彦共同代表
「今回の歴史的な大敗の責任を取って辞任をさせていただきたい」
中道改革連合・斉藤鉄夫共同代表
「しっかり与えられた新しい立場で頑張っていきたいと決意をしたところです」
公示前の172から49へ議席を大幅に減らし、大敗した中道改革連合。野田佳彦共同代表と斉藤鉄夫共同代表は、選挙結果の責任を取って辞意を表明しました。
その斉藤氏が2021年と2024年に公明党から出馬し、2期にわたり議席を守ってきた広島3区。自民党は比例に回って斉藤氏を支援し「自公連立の象徴」と言われていました。
自公連立の解消を受け、今回、自民党の石橋林太郎氏が、初めて小選挙区で立候補し、当選しました。広島3区でおよそ2万はあるとされる公明票については-

自民・石橋林太郎氏
「連合、公明党、創価学会さんも組織票がある。その組織票が脅威だというふうに感じていましたから、しっかり戦った結果、議席をお預かりできたのはありがたいと思います」
高市総理の人気も背景に10万票以上を獲得し、圧勝しました。中道からは比例に回った斉藤氏に代わり、立憲民主党出身の東克哉氏が出馬しました。
中道・斉藤鉄夫共同代表(2月6日)
「どうかこの2日、皆様のお力で逆転大勝利させてください」
選挙戦終盤には斉藤氏も公明票の取り込みを図りました。RCCの出口調査では、東氏は公明支持層の92%から支持を得ていましたが、石橋氏に敗れました。

中道・東克哉氏
「(公明票に対しては期待した部分はあった?)票という表現よりも、東克哉の訴え、特に医療・介護・福祉・平和を訴えていく中で共感してくれた方がこれだけいるんだなとと感じてたので、タッグを組んで両輪で動いていけるという肌感覚はありました」
一方、こちらは広島5区。6期目の当選を目指した中道の佐藤公治氏も敗れました。RCCの出口調査では公明支持層をほぼ完全に固めていたとみられています。

中道・佐藤公治氏
「一人でも多くの方が、どんな立場の方であれ応援していただくことに感謝しているので、輪が広がったことは喜ばしいことだと思っています」
広島5区で当選したのは公示直前に出馬を決めた自民党の新人、山本深氏でした。

自民・山本深氏
「佐藤さんの牙城もう無理だと。でも『よう帰ってきちゃったね』と。その信頼の輪がだんだん広がっていくというのを私は目の当たりにしました」
立憲民主党の時代も含め、佐藤氏を長年支えてきた後援会長からは、公明党とともに急きょ中道を立ち上げたことに厳しい意見が聞かれました。
佐藤公治後援会・吉田大造会長
「新党の説明をすることすら難しかったですね。何のために、ただ票増やすためにという安易な合体というふうに取られがちでしたし、実際そういう風な目で見られてそれで若干嫌気をさして逃げていった票もあるんじゃないかと残念ながら思ってますね、今としてはね」
比例に回った公明側の斉藤氏が結果的に議席を確保したのに対し、立憲側は広島県内の小選挙区でも比例でも議席を失いました。
佐藤公治後援会・吉田大造会長
「完全に失敗だったと思うので、色んな意味で1から出直していただくしかないと」

公明党の広島県組織のトップ、栗原代表です。
公明党広島県本部・栗原俊二代表
「中道改革連合という政党と(地方の)公明党の立ち位置がよくわからないので、これからおいおい煮詰まっていくんではないかと思うんですけど、今は全然分かんないです。ここから先どうなるのか」
中道の今後についてはー
公明党広島県本部・栗原俊二代表
「新たな政党を立ち上げるという思い切ったことをやったわけだから、負けちゃったから造った政党をやめますなんて、こんなバカな話はない、それは許されない」

中道について有権者にも聞きました。
有権者
「中道はよくわからなかったので、相対的に高市さんがよく見えてしまった」
「浸透しなかった、立憲民主と公明で別々の方がいいと思う」
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