埼玉県八潮市の大規模道路陥没事故から28日で1年です。下水道管の破損に伴う事故で、救助活動は困難を極めました。下水施設の構造理解し、実際の救助に生かそうと消防が研修会を開きました。
広島市消防局は道路陥没事故など、危険が伴う救助活動の対応力を高めようと、研修会を開きました。
隊員は広島市の担当者から下水道管の破損に伴う地盤の空洞化や、二次災害の危険性について説明を受けました。
陥没の原因は硫化水素による腐食

去年1月、埼玉県八潮市で発生した大規模な道路陥没事故では、崩落をくり返し道路の穴が拡大。陥没の原因は硫化水素による下水道管の腐食とみられ、救助活動も難航しました。
28日の研修で隊員たちは広島市中心部の下水施設も訪れ、内部の構造などを確認していきました。
RCCウェザーセンター 梅川千輝 気象予報士
「ここは浸水対策の下水施設で、高さは約20m。周囲の下水能力を超える雨量が降ったときに、ここに雨水が流れ込んできます。そして千田方面に雨水を逃がしていくということです」
広島市の担当者は、見えない地中の危険性を隊員たちに伝えます。
広島市下水道局管路課 岸健太郎 課長補佐
「きょう見てもらった施設はきれいだが、硫化水素によって鉄筋・鉄骨が出て構造上持たない形になる。地上で陥没が起きたときは地下ではかなり大きな穴になっている」
広島市では520kmが設置から50年以上経過

広島市によりますと、市内の下水道管の総延長はおよそ6,130kmで、このうち520kmが設置から50年以上が経過。緊急性が高い場所から更新しています。
消防は有事に備えて、関係機関との連携を深めたいとしています。
広島市中消防署警防課 越智洋介 課長補佐
「こうした特殊な現場は消防だけで初期の判断は難しい。関係機関との連携を強化して、活動の可否を判断。安全を確保して救助活動に取り組んでいきたい」
























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