衆議院は23日解散されました。今回の選挙戦で、全ての党が口にする「物価高対策のために消費税をどうするか」という問題…。みなさんはどう考えますか?買い物をしていて日々感じる物価高ですが、実際の買い物でどのくらい上がっているのか、3年前と比べてみました。

Q.物価の実感は?
夫婦)「高い、何もかもが高くなって、すごい、大変ですよね、生活」
   「やっぱ米が高いよ、米が」
女性)「物価はやっぱり高くなっているなとは思ってます。今までの食費よりも
    かなりオーバーしてきてるので、厳しいとは思ってます」
女性)「子どもがいるんで、食品からモノも結構負担がかかるなとは思ってます」

総務省の調べによりますと、2020年を100とした、消費者物価指数は、2025年11月時点で113。6年前から1割くらいの上昇、ということになりますが…?

「物価高」の実感…そして実態は?

カフェと料理教室を主催する岩見千穂さんは、教室で使う食材を、毎日のようにスーパーで大量に購入します。

フードディレクター 岩見千穂さん)
「税金の関係で、本当に正しいかどうか、調査されるかもしれないので…」
税務調査に備えて、10年分のレシートを保管しているということで、一部を見せてもらいました。
Q.最近の実感としてはどうですか?
「いやぁ、もうめちゃめちゃ上がってるな、と、実感」
Q.特に何が?
「特に…特にっていうよりかは、もう全体的に、なんかしれっと、量も減らされてるのに高い、っていう」
Q.3年前から何%上がっている感覚がありますか?
「感覚としては20%くらいかな?」

3年前の、
▼同じ時期のレシートと
▼同等の商品を
▼普段よく行く同じ店で、買ってみることにしました。

3年前の料理教室と同じ食材を購入してみたところ…

フードディレクター 岩見千穂さん)
「いいものが安く置いてあったりするので、割とよく来ます」

購入時の量が判明しない生鮮食品を除いた、加工食品だけを購入してもらいました。普段、じわっと感じていることが、3年前のレシートと比べながら手に取ると、リアルにわかります。

のり売り場で…
「なんか恐ろしく上がっとる…恐ろしく上がっとんじゃけど」
「たぶん、この時期だから巻き寿司の教室したんですよ」
「そう、5枚入り?…うそじゃ!みたいな。」

量が減っているものはなるべく近い量に、ブランドが変わったものはなるべく同じレベルのものを買うようにしました。

卵売り場で…
「202円だったのが、269円。…恐ろし」
かまぼこ売り場で…
「かまぼこも、なんかちっちゃい気がする。ちっちゃいけど、10円上がってますね」
乳製品売り場で…
「(バターが)500円台はちょっとしんどい」

料理教室で食材を減らすわけにもいかず、岩見さんは、2024年、2025年と2段階で参加費を値上げしたそうです。

餅売り場で…
「切り餅279円ってどれ?」
「多分コレ(大袋)買いました。お餅残った場合の料理教室をしとるんですよ」
もち米価格の高騰が原因なのでしょうか? 値上げ率が最も高かったのは切り餅でした。

さて合計でいくら上がった?

フードディレクター 岩見千穂さん)
「9300円にもなってました。やばっ!こわ~」
結果的に、3年前6639円だったこれらのモノは、今買うと、9324円。4割アップしていました。
「安いものを自分では手にとってるつもり、なんだけど。思ったより本当に値上がっててびっくり」

なお、このうち消費税は、軽減税率8%で690円でした。負担感はどうでしょう?
フードディレクター 岩見千穂さん)
「(消費税は)定着してるので。それよりも、モノが上がってるほうがびっくりです」

今回の比較は、あくまで、店舗での一日の買い物例の価格を比べたもので、メーカー価格や全商品の平均的な価格について調査したものではありません。

この日の買い物には、値上がりが顕著な米やチョコレート、コーヒーが含まれていません。また、岩見さん曰く、この店はお買い得なモノが多い、とのこと。それでも3年前と比べると4割アップしていました。

この物価高への対策として、各政党は消費税についてこのように表明しています。
自民:食料品 2年間0%の検討を加速
維新:食料品 2年間限定0%
中道:食料品 恒久0%
国民民主:時限的に一律5%
共産:廃止目指し 一律5%
れいわ:廃止 最低でも一律5%
参政:段階的に廃止
保守:食料品 恒久的に0%
社民:食料品 恒久的に0%
みらい:減税より社会保険料を減額
大切な1票をどこに託すか…ぜひ参考にしてみてください。