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海外で戦争や原爆について学んでもらう「平和展」を開いている人たちがいます。活動を知ってもらおうと、1月16日まで、広島市内でパネル展が開催されています。
広島市中区の広島国際会議場では、開発途上国を中心に開催されている「平和展」の様子が紹介されています。活動は2004年に始まり、これまでに72か国で合わせて228回、JICAの海外協力隊員が、現地の人々に原爆や戦争の悲惨さを伝えてきました。
広島市出身の只野杏奈さんは、パラグアイの4つの町で平和展を開催しました。きっかけとなったのは、高校生の時に訪れた「原爆投下機の出撃地」テニアン島で聞いた語り部の話でした。
只野杏奈さん
「『平和っていうのは当たり前じゃない。かつての人たちが経験した戦争だったり、血のにじむような思いがあって、いま私たちは平和に暮らせている』という言葉が胸に突き刺さって、もっと自分自身が色々知らないといけないと思いました」
只野さんは2024年、パラグアイの4つの町で平和展を開きました。そのうちの1つ・ラパスは、戦後、福山市の沼隈町などから多くの人が移住した名残で、日系人も多く住んでいます。只野さんは、日本語学校や現地の学校の生徒たちに、原爆による被害や広島の平和への取り組みなどを話しました。
地元の小学生
「(展示や講話の内容は)信じられませんでした。当時そこにいた住民の悲しみを感じました」
平和をつくっていくためのきっかけのひとつとして、現地の参加者が折った折り鶴も、広島国際会議場で展示されています。
只野杏奈さん
「平和展が原爆の悲惨さを知るきっかけになって、『次は自分たちも』と、行動を起こすきっかけになったのではないかと感じています」
実際に、平和展で学んだパラグアイに住む高校生が、活動を引き継ぐと名乗り出てくれました。只野さんが協力隊の任期を終え帰国した後の去年8月、現地で平和展を開催しています。
現地での活動を引き継いだ高校生 河野錫さん(パラグアイ在住)
「唯一の被爆国の血を受け継ぐものとして、ここからも平和を訴え続けていくことが今わたしにできることかなと」
広島から遠く離れた世界各地での「平和展」活動を知ることができるパネル展は、1月16日まで、広島国際会議場で開催されています。












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