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「ワニに終わり、ワニで始まる」広島県北のふるさとの味「ワニ」入荷 正月料理に欠かせない食材

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県北の三次市で正月料理に欠かせない「ワニ」が販売されています。

「ワニ」とはサメのことで、保存が効くため、県北の山間部で重宝されてきました。県北では、正月や祝い事に欠かせないごちそうで、ワニの加工や販売で知られるフジタフーズでは、地元の人たちがふるさとの味を求めてやってきました。


「ワニを食べないと正月が始まらないということで、毎年お世話になっています」

フジタフーズによりますと今年の年末は、ワニの水揚げが例年の3分の1程度になっているといいます。この日のワニは宮城県気仙沼で水揚げされたもので、12月に入って2匹目の入荷と、貴重なワニだということです。

フジタフーズ 藤田恒造代表
「新しい年を迎える最後の締めにワニを食べて、また正月にワニを食べる。『ワニに終わり、ワニで始まる』。地方文化に興味を持ってもらえれば」

こちらの店は、大晦日の31日まで営業していますが、ワニは売り切れ次第販売終了になるということです。

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