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広島県呉市の島で正月の鏡もちやしめ飾りに彩りを添える「葉つきみかん」の出荷がありました。
選果場には、収穫された葉つきミカンが山のように積み上げられました。広島県呉市下蒲刈地区は、「葉つきみかん」の県内最大の産地です。1537年にこの地区に伝わり現在、約150戸の農家が形や味を変えずに生産しています。葉を3、4枚残して出荷する「葉つきミカン」は、機械で選別や箱詰めができないためすべて、手作業で行います。ことしは、猛暑の影響が心配されましたが適度に雨が降ったため玉太りがよく仕上がりました。強い甘みと爽やかな香りが特徴で、食べても美味しいということです。
JA広島果実連・石川祐介技師
「縁起物でございますのでお正月の飾りにして頂いたり食べて頂いても非常に美味しいので香りも非常に爽やかなところもありますので」
2025年は、2024年より2割ほど多い約18トンが、広島県内や関西方面の市場に出荷されました。






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