今季限りでカープを退団した松山竜平が16日、ＮＰＢの２軍のリーグに属するオイシックス新潟アルビレックスベースボールクラブで入団会見をおこないました。

入団会見に向かう松山（新潟・12月16日午前）

会見に向かう松山は「緊張している。（カープに入団した）18年前とは違うが新鮮な気持ちで臨もうと思う」と心境を語りました。

本拠地球場で行われた入団会見には松山の他、呉市出身で元楽天の宮森智志ら３人の元ＮＰＢ選手が出席しました。オイシックス新潟は去年からイースタンリーグに参入しているチームで、３年目に向け６人の元ＮＰＢ選手を補強しました。来季再編される２軍では東地区に属します。

「トライアウトが終わってすぐ（新潟から）連絡をもらった」と話す松山。新潟ではコーチ兼任となりますが、球団も松山自身も「まずは選手として」ということで一致し新潟での活躍を誓いました。さらにカープ時代と変わらず「打点にこだわりたい」と語り、来季の目標を「５０打点以上」と掲げました。

また新潟での背番号は「末広りと、ＮＰＢでもひと桁をつけたことがなかったので」と８番に決定。「１８年広島でやってきたので、意外と人気もあるんで（笑）先日のトークショーでも『新潟に是非来てください』とアピールしてきた。広島のファンのみなさん是非新潟においしいもの食べに来てください」と締めくくりました。

松山は地元・鹿児島自主トレで始動し１月下旬には単身で新潟に乗り込みます。

オイシックス新潟の入団会見に臨んだ松山竜平ら

打撃コーチ兼任で新潟入りした40歳の松山竜平