PR
先週末は、夜空の祭典を気にされた人が多いのではないでしょうか。三大流星群の一つに数えられる「ふたご座流星群」がピークを迎えました。
先週12日(金)、カメラで流星群を捉えるべく、広島県呉市の「かまがり天体観測館」の山根館長を訪ねました。

呉市かまがり天体観測館 山根弘也 館長
「ふたご座のポルックス・カストルという星。ポルックスは弟・カストルは兄。カストルの近くから放射状に流れるように見えることから『ふたご座流星群』という名前がついた」
冬の星座の代表格=オリオン座もバッチリ見えています。「ふたご座流星群」のピークは、毎年決まっていて、12月14日ごろ。2025年は月明かりの影響が少ないことに加え、近くに木星が位置しているため、探しやすいのが特徴です。

観測のための最初のステップは、とにかく楽な姿勢をとること。どの場所に流れるかは予測できないため、夜空をぼうっと眺め続けることが、カギとなります。ただ、流れ星が見える長さの平均はたった0.2秒。一瞬を逃さないよう、複数のカメラで撮影開始です。
最初はなかなか、狙った画角に入りきりませんが午後11時を過ぎると、流れ星の数が一気に増え、撮影に成功しました。
航空機や人工衛星が通ると、一直線の筋のように映ります。これはこれで、見劣りしません。

呉市かまがり天体観測館 山根弘也 館長
「(冬は)明るい星・形の分かりやすい星座も多い。見るのにいい季節。来年はさらに月明かりの影響が少ないもっといい年。また観測に挑戦してもらえれば」
運が良ければ、まだ観測のチャンスがあります。寒さ対策を万全に、流れ星の輝きを見つけてみてください。


































PR
新着記事
ランキング
※毎時更新、直近24時間のアクセス数を集計しています。
PR
コメント (0)
IRAWアプリからコメントを書くことができます!!