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「要配慮者の方にも安心して使ってもらえる」 災害時に活躍「トイレトレーラー」 個室広くスロープも 広島県三原市が導入

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広島県三原市は災害時に活躍する「トイレトレーラー」を新たに導入しました。

トイレトレーラーは移動可能なトイレで、県内で導入されるのは、北広島町などに次いで3番目です。スロープがあり、個室は広く、車椅子の利用者など障害のある人も使いやすくなっています。

RCC福山放送局 内田博文記者
「こちらのトイレは災害時でも少量の水で流すことができます」

トイレは、約100㍑の水で、100回使用できます。動力は、あわせて購入したプラグインハイブリッド車からの電気です。

災害時には断水で使えなくなることが多いトイレ。被災者が水分を控えて脱水症状となり、心筋梗塞などを引き起こすリスクもあります。

三原市は、2018年の西日本豪雨の際、本郷地域で1か月もの断水を経験しました。

三原市危機管理課 宗近誠治 課長
「要配慮者の方にも安心して使っていただけるようなものになっております」

三原市はトイレトレーラーをイベントなどでも活用し、市民への周知を図ることにしています。

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