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日中は日差しの暖かさもありますが、夜にかけてどんどん気温が下がってくる時期です。特にこの時期は、「入浴」に注意が必要です。
近藤志保 気象予報士
「正午の広島市中区です。日差しのもとでは暖かさも感じられます。朝晩との気温差が大きいこの時期、どう対策しているのか、まちの人に聞きました」
まちの人たち
「重ね着しています。めんどくさい」
「(朝)仕事に行くときこんなに寒かったんだと。重ね着すごいですよ。巻きスカートはいて、カイロを背中に貼ってバイクに乗っていく」
「日が当たっていたら暖かいですね。電車も久しぶりに乗ったら混んでいて暑かった。いっぱい着ている。ダウンの下着をはいている」
「(Q.ヒートショックって聞いたことありますか?)はい(Qどんなイメージ?)危ない。倒れるやつですよね」
「(対策は)全然してないです。でもどうしたらいいかわからないです」

急激な寒暖差で注意が必要なのが、「ヒートショック」です。
広島ハートセンター 木村祐之 医師
「気温が急激に上がったり下がったり、体感温度が急激に上がったり下がったりすると、血圧が急に上がったり下がったりして、心臓に負担がかかることをヒートショックといいます」
ヒートショックになりやすいのが、対応する力が低下してくる高齢者。消費者庁のまとめでは、65歳以上の水におぼれる事故は、12月がピークとなり、冬場に急増していることがわかります。また、これらの事故で「入浴中」に亡くなった人は8割にのぼります。木村医師に、ヒートショックを防ぐためのポイントを聞きました。
広島ハートセンター 木村祐之 医師
「①まず脱衣所を暖めてから服を脱ぐ②高齢の方は、できれば半身浴にするとか③水がもったいないですけど、熱いシャワーを出して浴室を暖めてから入るというのもいいアイディアだと思います」

ヒートショック予防は、とにかく急激な気温差をなくすことです。お風呂の対策は▼脱衣所を暖めてから服を脱ぐ▼熱いシャワーを出して浴室を暖めてから入る▼高齢の方は半身浴に、がポイントです。なお、ヒートショックはお風呂以外でも起こってしまいます。例えば、夜中にトイレに行くときは何かを羽織るなども予防になります。さらに、若者も注意が必要です。飲酒後すぐの入浴、ストレス・喫煙がある人は、ヒートショックになりやすくなります。急激な気温差をなくす行動を心がけてください。






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