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三大流星群の一つ“ふたご座流星群”は「1時間に最大40個見える」!? 14日(日)前後の全国の最新天気 太平洋側がチャンスか 観測のコツは「寝転ぶ」と「15分の暗順応」 

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「1時間に最大40個見える」月明かりなき絶好の夜

そもそも流れ星とは、太陽の周りを定期的に回っている彗星が軌道上に残したチリの中を、地球が通り抜ける際に起こる現象です。チリが地球の大気圏に猛スピードで突入すると、大気中の原子や分子と激しくぶつかり合い、プラズマ発光することで、私たちの目でも確認できます。

そんな中、夜空を彩る三大流星群の一つに数えられるのが、「ふたご座流星群」です。

最も活発に見られるピークは、毎年ほぼ決まっていて、12月14日ごろです。2025年は、月明かりの影響が少なく、例年と比べても絶好の条件が揃っています。夜間にできるだけ晴れていて、街明かりが少ない場所を探してみましょう。

呉市かまがり天体観測館の山根館長によると、ピーク時には「1時間に30~40個ほど見える」と予想されています。全ての流れ星を一度に捉えることは難しいため、半分見逃したとしても、5~10分に一度は夜空に輝く流れ星を見つけられる計算になります。

観測の秘訣は「寝転がる」と「15分の準備運動」

「ふたご座流星群」という名前がついているものの実際には夜のいつ、どこに流れるかは予測できません。流れ星を写真に収めたい場合は、カメラで夜空を広範囲に捉え、写るまでひたすら繰り返し撮影し続けるのが最も確実です。

観測を楽しむための最初のステップは、まず楽な姿勢をとること。寝転がって空を眺められるように準備すると、首が疲れずに済み、広い範囲を長時間見続けることができます。

観測を始める前、まずは15分、夜に目を慣らすために待ちましょう。目が順応することで、より暗い流れ星も見逃さずに捉えることができるようになります。

流星を探してきょろきょろと動き回るのではなく夜空をぼうっと、広い視野で眺め続けることが成功の鍵です。天体観測には粘り強さが求められます。寒さ対策を万全に、たくさんの流れ星との出会いを楽しみましょう。

 

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