広島県福山市で5日、救急搬送中の救急車と車が衝突する事故がありました。事故によるけが人はいないということです。

福山地区消防組合消防局によりますと、5日午後4時20分ごろ、福山市草戸町の草戸大橋東詰交差点で、救急搬送中の救急車と普通乗用車が出会い頭に衝突しました。当時、救急車側が赤信号で、救急車は赤色灯をつけ、サイレンを鳴らし徐行して交差点に進入していたということです。

救急車は転院のために70代の男性を搬送中でした。事故後、別の救急車に引き継ぎ、予定の約20分遅れで、病院に搬送されました。この事故によるけがはなかったということです。救急隊員3人や普通乗用車の男性運転手（50代）にも、けがはありませんでした。

消防局は「今後、研修を行い、交通事故防止に取り組んでいく」としています。