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「娘のような存在」が日本一に!女子ソフトテニス「どんぐり北広島」ヘアが最高峰の皇后賜杯を制す 「地域密着」が信条 地元愛を力に変えて

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女子ソフトテニスの最高峰、皇后賜杯・全日本選手権で、広島県北広島町の「どんぐり北広島」のペアが初の日本一に輝きました。快挙の知らせに地元も湧いています。

「おめでとうございます!」16日、北広島町豊平どんぐり村であった「そばまつり」。ステージではここを拠点に活動する「どんぐり北広島」の快挙が報告されました。

中本裕二監督
「念願の皇后賜杯を、やっと北広島に持って帰ることができました。本当に皆さんのおかげです。ありがとうございました」

「向かっていく気持ちで」掴んだ悲願の日本一

11月上旬に開かれた皇后賜杯・全日本選手権。この大会でチームの高橋偲・岩倉彩佳ペアが優勝、日本一に輝きました。

2人とも得意なプレーはスマッシュ。決勝戦では積極的に前へ出る攻撃で対戦相手の大学生ペアを圧倒しました。

岩倉選手は「向かっていく気持ちが結果につながった」と話しました。

優勝報告会で岩倉選手は、「本当にたくさんの地域の方から応援頂いて、そのおかげでソフトテニスに全力で取組むことが出来てます」と集まった地域の人たちに感謝を伝えました。

チームの信条は「地域密着」

ステージ前に集まったのは地元応援団です。チームの信条は地域密着。地元の人たちとのつながりを大切にしています。

前身は、実業団の強豪「NTT西日本広島」の女子チームです。10年前、中本監督と当時の選手たちが独立し「どんぐり北広島」を結成しました。

アジア大会の金メダリスト2人を輩出した国内トップチームですが、日本一の皇后賜杯にはこれまで手が届きませんでした。

応援団の女性
「毎年、待っててやっと取ってくれたんだなあと思って、すごい嬉しかったです」「もう娘のような、本当に可愛い存在です」

「地域の皆さんに力を与えられるように」

応援団のブースには地元の人たちが訪れ、銀盃を持って日本一のペアと写真をとっていました。

優勝ペアの一人、高橋選手は「いつも力を頂いているので、私たちがしっかり結果を残して、地域の皆さんに力を、逆に与えられるように頑張って行きたいと思います」と話しました。

一躍、町のヒーローとなった2人…来年はアジア大会に出場し金メダルをとりたいと目を輝かせていました。

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