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名画再発見!「白の魔法 ーモネ、大観も使った最強の色」12/13~3/22@ひろしま美術館

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白の魔法ーモネ、大観も使った最強の色ー

クロード・モネ《ジヴェルニーの冬》1885年
油彩/カンヴァス ポーラ美術館

クロード・モネ《コロンブの平原、霜》1873年、油彩/カンヴァス
新潟県立近代美術館・万代島美術館

印象派、なかでもクロード・モネの描く雪は、実際は
水色や紫色、ピンク色など、さまざまな色が使われていますが、
全体的に白い雪という印象を損なうことなく、
微妙な質感まで見事に表現されています。

横山大観《霊峰不二》1950年 絹本墨画淡彩 ウッドワン美術館

速水御舟 《春雪》 昭和前期 絹本彩色 大阪中之島美術館

絵画に使われている「白」には、まるで魔法のような、
さまざまな秘密が隠されています。
赤色や青色といった有彩色や、同じ無彩色でも黒色と比べて、
鑑賞者から「何も描かれていない」と見過ごされがちな白色ですが、
モティーフの色としても、絵具の色としても、
絵画にとって欠かすことのできない最強の要素のひとつです。

ピエール=オーギュスト・ルノワール《胸に花を飾る少女》1900年頃
油彩/カンヴァス 熊本県立美術館

アレクサンドル・カバネル《若い女性の肖像》1886年  
油彩/カンヴァス 島根県立美術館

北野恒富 《涼み》1926年 絹本彩色 大阪中之島美術館

それゆえ、古今東西の芸術家たちは、
当時使用できる画材と技法を駆使し、
独自の感性を用いて「白」を取り扱ってきました。

アンリ・ファンタン=ラトゥール
《静物(花、果実、ワイングラスとティーカップ》1865年
油彩/カンヴァス 石橋財団アーティゾン美術館

アンリ・ル・シダネル《一軒家、雪》1936年 
油彩/カンヴァス ヤマザキマザック美術館

相原求一朗《白い建物と舟》1972年、油彩/カンヴァス 川越市立美術館

 本展では、西洋絵画、日本洋画、日本画、版画(西洋、日本)を取り上げ、
そこに見られる「白」がどのように使用されているかに着目します。
きわめて重要な役割を担ってきた絵画の中の「白」について、
さまざまな角度から探る展覧会です。

日時:12月13日(土)~2026年3月22日(日)

休館日:年末年始(12月29日~1月2日)
※会期中に展示替えを行います。
※詳細は美術館の公式ウェブサイトをご確認ください。

場所 : ひろしま美術館

入館券:(当日、税込)

一般:2,200円、高大生:1,000円、小中生:500円

●お問い合わせ

公益財団法人ひろしま美術館 
広島市中区基町3-2 TEL:(082)223-2530

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