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吉田幸noみみコミ | RCCラジオ | 2025/10/05/日 16:30-16:45

内容：『令和七年　冬巡業　大相撲広島場所』

出演：大相撲広島場所実行委員会　中村文昭実行委員長、沖悠司実行委員

今日は12月に開催の『令和7年冬巡業大相撲広島場所』について、
実行委員長の中村文昭さんと、実行委員の沖悠司さんにお話を伺います。
中村さん沖さんどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。

相撲甚句でスタートしているんですけれども、
これもおそらく聞くことができるんじゃないかと思います。
今年の大相撲広島場所、冬の開催なんですね。
今年の10月の15日から19日がですね、34年ぶりのロンドン公演
ということでですね、日本での秋巡業がなくなり、そのため、
冬巡業にさせていただきました。

なるほど。ロンドンから力士の皆さん帰ってこられて、
広島場所にも来てくださるということですね。
今年の広島場所どんな特徴があるんでしょうか？
今年も毎年恒例にはなるんですが、初切、相撲甚句、櫓太鼓打分
綱締めの実演、髪結いなどはあるんですが、幕内トーナメントを
何十年ぶりかにさせていただくことになっております。

トーナメントが開催されるということは、勝ち上がっていった優勝力士
が決まるということなんですね。
たくさんのぶつかりがご覧いただけるんじゃないかと思いますけれども、
幕内力士の熱戦に期待が膨らむわけなんですけれども、
当日のプログラム、どんなプログラムが組まれているんでしょうか？
まず朝9時の開場に合わせて、呼出しが会場の外で太鼓を打ち開場を
知らせます。
13時頃からは、先ほどありました初切、相撲甚句、櫓太鼓打分、
綱締め実演、髪結い実演が行われます。
この時間が巡業ならではの一番楽しめる時間かもしれません。

間近で実演がご覧いただけると。
髪結い、確かに、テレビの中継で何となくっていうか
力士が引退されるときに、そのマゲを切るというか、
そういうのを中継で見たことはありますけれどもそれを
結っていくところっていうのは、
何となくでしかイメージができないかもしれません。
プログラムの中で先ほどもかかっていた
相撲甚句っていうのがあったと思うんですけれども、
これはどういったものなんでしょうか？
相撲甚句とは邦楽の一種で、巡業などで披露される七五調の
囃子歌です。
歌い方は、土俵上で複数名の力士が輪になって立ち、輪の中央での
独唱に合わせて、周囲の力士たちが手拍子と「はぁ～どすこい、どすこい」
で合いの手を入れます。
大相撲地方巡業や神社への奉納相撲などで歌われる他、
力士の昇進・入幕や引退・断髪式などで披露されています。
今回は広島場所用の相撲甚句を呼び出しの利樹之丞さんに作って
もらいましたので、どうぞお楽しみに。

広島バージョンが聞けるということなんですか?
初めてちょっとこの度、そういうことを取り組みとしてさせて
いただきました。

それぞれの特徴があって、円になった力士がそれぞれマイクを持って
1節終わったら次の力士にみたいな感じで変わっていくじゃないですか。
それが広島バージョンが一つある。聞けるということなんです。
今回はプログラムの中にも何を歌ってるかっていうのが
やっぱわからないところもあると思うので、取り寄せまして
広島バージョンを聞いていただいたら、またそれも楽しみかなと思い
ますので、ぜひお楽しみにしてください。

へぇ、広島弁があるとか。
広島弁はないんですが、宮島が入ってたりとか。
またそれは楽しみにしといていただけたらと思います。

なるほど広島ならではの、その文言が甚句の中に組み込まれている。
聞いてみたくなりますね。
相撲甚句を聞いていますと力士の皆さん、歌がとても上手ですよね。
本当に上手な方ばっかりが出られてるとは思うんですけど
聞いてて本当に心地の良い歌になります。

やっぱり体が大きくていらっしゃるっていうのも
あるんですけど、マイクにもよく通る声で響くなっていうのを感じます。
相撲甚句以外でも楽しめるプログラムがいくつも
あるんだと思うんですけれども、やっぱりトーナメント戦も
今回はあるということですし、力士同士がぶつかり合う迫力っていうのは
生で見ると、迫力あるんでしょうね。
そうですね。番付の上位の人気力士がぶつかり合うのが見れるのは、
本番に負けず劣らずの迫力になります。
目の前で熱戦を繰り広げられる様子はテレビでは感じられない
迫力になります。

やっぱりそのライブ感の楽しみというか、緊張感、空気感なんかも
伝わってくるんでしょうね。
そうですね。やっぱり目の前で見るのとテレビで見るのは全く違いますね。

どうですか。沖さん、どんなところに相撲の魅力があるっていうふうに
思われます。
やはり体と体がぶつかり合う音だったり。
やっぱ力強い押し出しだったりっていうところが
すごく興奮する材料じゃないかなとは思ってます。

そうですか。確かに迫力はテレビの画面を通じても伝わってくるけれども、
そのぶつかり合う「ドっ」ていう音、確かに響いているなっていうのは
わかるんですが、ライブだともっと音が深く聞こえてくるというか体に
響いてくるというか。
そうですね。

なるほどです。
様々な楽しみがある中で、会場では相撲協会オリジナルグッズの販売とか、
飲食コーナーなどもあると聞いています。
グッズ販売では、大相撲協会オリジナルグッズを始め
たくさんのグッズを販売する予定となっております。
中でも力士の似顔絵がプリントされた力士クッキー、
力士の名前がプリントされた応援タオル、
相撲部屋の鶏ちゃんこをイメージした勝ちの種が大人気です。

勝ちの種ってなんですか？
柿の種の名前をもじった勝ちの種っていうのを協会さんが出しているので、
数には限りがあるんですがお早めにお買い求めいただきたいなと思います。

もじって、勝ちの種って（笑）
ありがとうございます。まさにオリジナルだなと思います。
中村さん飲食コーナーについてはいかがでしょう。
毎年出させてはいただいてるんですけど、恒例の塩ちゃんこや
肉巻きおにぎり、焼き鳥、あとはお寿司など、いろんなものが出ております。
ぜひお楽しみください。

朝一番9時から行って、大体終日楽しみいただけるということは、
飲食も楽しみの一つなんでしょうね。
去年に続いて、前日の準備作業ですとか、当日の運営業務などで
ボランティアを募集されているとも聞いています。
こちらはいかがでしょうか？
ただいま前日、当日会場で一緒にお手伝いいただくボランティアスタッフを
募集しております。
前日、12月の9日は会場内のマス切り作業や座布団並べなどの準軽作業や、
力自慢の方は土俵作りも大歓迎です。
当日、12月の10日は会場内の運営スタッフ
終了後の土俵の解体片付けなどのお仕事になります。
参加特典や申し込み方法など詳しくは公式ウェブサイト、
大相撲広島場所で検索ください。

そんなに前から準備をなさっているんですね。
1日前から土俵を作ったりですね、いろんなことをさせていただいております。

土俵作るってどんな感じなんですか。
巡業においてはですね。型枠でですね土俵を作って、
上の10センチぐらいを土にさしていただいてですね。
それを固めて固めて、作るような感じです。

だから、箱みたいなものがあるとして、その上10センチぐらいは土で固めて。
大体それで8tから9tぐらいの土を固めるようになります。

そんなに使うんですか。
うわー、そういったその土俵を作ったりですとか、
座布団がどんなふうに並べられていくのかっていうことも
作業しながら間近で見ることができるということなんですね。
写真撮りながら手伝っていただけたらと思います。

それは何かファンの方が広がっていきそうですよね。
ぜひぜひよろしくお願いします。

また今年は公式インスタグラムを開設されたんだそうですね。
7月のチケット販売開始に合わせて開設しました。
相撲ファンはもちろん、巡業観戦が初めての方にも、
巡業の楽しみ方などがわかる投稿を委員会で頑張ってアップしています。
これから開催日に向けた新しい情報も続々投稿していく予定です。
インスタで大相撲広島場所と検索、ぜひぜひチェックフォローお願いいたします。

最後になりますけれども、中村さんと沖さんから相撲ファンの皆さんへ
一言ずつメッセージをお願いいたします。
広島場所としては、本当に何十年ぶりかの幕内トーナメントをしますので、
ぜひそれを見に来ていただけたらと思います。
例年土曜日で開催をしていたんですが、今年は水曜日ということなので、
逆に来やすい方もいらっしゃると思いますので、
ぜひぜひ、見に来ていただけたらと思います。

ありがとうございました。今日は12月に開催されます
『令和7年冬巡業大相撲広島場所』について、大相撲広島場所実行委員会の
中村実行委員長と沖実行委員にお話を伺いました。
ありがとうございました。