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WEBコラム「お好み ひとくちメモ」その⑨【お好み 東京進出】

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焼け野原となった戦後の広島の街の復興とともにあったお好み焼…。
「お好みたべたい」は、作家・清水浩司さんによる関係者への取材とRCCに残る井畝満夫さんに関する資料などを基に構成・創作するオリジナルストーリーです。
清水さんが取材を通して知ったあんな話、こんな話をWEBコラム「お好み ひとくちメモ」にしました。

お好み焼に誰よりも厳しいみっちゃんは「仕事の鬼」でしたが、一方で趣味も思いっきり満喫していました。それも多趣味で、好きだったのは犬、車、麻雀、パチンコ……。

車が好きで新車が出たらすぐ購入。犬はシェパード、コッカースパニエル、アフガンハウンド……ドッグショー(犬の品評会)にも頻繁に出展し、全国の人がそのブリーダー級の知識を教わりにくるほど目立っていました。何をやっても器用なんです。

そんな中でも一番好きだったのが麻雀です。八丁堀時代は仕事が終わると2階の大家さんの家に直行し、朝6時まで麻雀をしてそのまま店で寝て仕事、という生活。

ちなみにオタフクソース最高顧問の佐々木尉文さん曰く「自分の手に惚れ込む人で、振り込んで悔しいというタイプではないですね。たとえ振り込んでもニコニコしていて『これ見て!』と自分の手を見せてくる。だから上がる時は大きな手で上がるけど、あんまり負けた覚えはないんです(笑)」。

職人肌でありながら、寂しがり屋でみんなでワイワイするのが好きな性格だったんです。
(取材・執筆 清水浩司)

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