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赤ちゃんのワクチンについて その② 【松本裕見子のDear Woman】

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225回目は、向洋こどもクリニック 梶梅輝之先生に
前回に続いて「赤ちゃんのワクチン その②」という
テーマでお話していただきました。

ワクチンは、赤ちゃんが母体から獲得した免疫が低下する時期に、感染症から赤ちゃんを守るための重要な手段です。
このワクチンの普及によって、ポリオ、麻しん(はしか)、破傷風(はしょうふう)、百日ぜき、
日本脳炎など、これまで多くの赤ちゃんの命を奪ってきた病気で亡くなる赤ちゃんは随分と減りました。

今回は赤ちゃんが接種しておきたいワクチン、
小児用肺炎球菌、ロタウイルス、B型肝炎のワクチンに
ついてお聞きしました。

肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって
引き起こされる病気です。
肺炎や中耳炎、髄膜炎などの重い合併症を起こす
ことがあります。
特に0歳児でのリスクが高く、
肺炎球菌クチンの定期接種等が実施される以前の
2008〜2010年と2014年以降では患者数の大幅な減少が
みられています。

B型肝炎ワクチンは、
肝硬変や肝がんなど命に関わる病気になることを予防します。

ロタウイルスワクチンは、
ウイルスによる胃腸炎を予防するワクチンです。
乳幼児期(0~6歳ころ)にかかりやすく、5歳までに
ほぼすべての子どもがロタウイルスに感染すると
言われています。
主な症状は、水のような下痢、吐き気、嘔吐、発熱、
腹痛などで、脱水症状がひどくなると入院が必要に
なることがあります。

集団生活がはじまる小学校入学までにある程度の
ワクチン接種を終わらせておくことがおすすめです。

しかし、こどもの体調不良などで期間内に
受けていないものがある…という方もいるかもしれません。
日本小児科学会では、接種時期を逃してしまったという方のために「キャッチアップスケジュール」を公表しています。
詳しくはこちらを参考にしてみて下さいね

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