210回目は、
産科・婦人科 藤東クリニック
藤東猶也副院長に
令和7年4月1日から始まった新事業
「妊婦ための支援給付」について教えて頂きました
これまでにもあった「出産・子育て応援交付金」に
相当するものなんですが
「出産・子育て」から「妊婦のために」と変更になったことで、
支援内容が変わったそうです
「妊婦のための支援給付」は、妊婦への総合的な支援を図ることを
目的としています
経済的支援は、いずれも場合も2回にわけて
合計10万円の支給です
ただ2回目の給付が、以前は出産後に5万円×出生した人数の金額が
支給されていましたが
妊婦のための支援として、
妊娠しているこどもの人数(胎児)×5万円となります
これによって、これまで支給対象から外れていた、
流産や死産、人工中絶も対象となりました
相談事業も妊娠時から妊産婦によりそい、
以前は相談回数は全3回でしたが、
今は回数に法律所上の制限はなくなりました
支援の対象や範囲が大きく広がり、
流産・死産を経験した女性等へ心理社会的支援、
不妊症・不育症患者や子供をなくした家族に向けて、
こども家庭庁がウェブサイトで情報提供もしています
初期流産は全妊婦さんのうち10~15%いらっしゃいます
10代で妊娠する若年妊婦さん、
子育て環境が心配で子育てに不安が大きい方、
シングルマザーで助けてくれる親御さんもいないなど孤立している方など、
妊娠や子育てに不安を抱えている方がたくさんいらっしゃいます
妊婦等包括相談支援事業は、
相談支援や保健指導を通じて、
安心して子どもを生み、
育てることのできる環境を整備することを
目的としたものです
この事業を幸せに向かっていただくために
活用していただけたらいいですね
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