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原爆資料館の入館者226万人で過去最多 課題は「混雑対策」 子ども向け展示スペース整備へ 展示内容は児童心理の専門家らの検討委員会で具体化へ

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      原爆資料館の昨年度の入館者は、初めて200万人を超えました。入館者の伸びとともに課題になるのが「混雑対策」です。

      原爆資料館 石田芳文 館長
      「(入館者増加の理由は)不安定な国際情勢の中、平和・安全・核兵器使用の危機感が高まったから」

      原爆資料館の昨年度の入館者数は初めて200万人を突破し、226万4543人でした。

      2年連続で過去最多を更新しています。原爆資料館の開館は1955年。開館からの累計入館者数は70年目で8000万人を超えました。

      原爆資料館 石田芳文 館長
      「多くの方に資料館を訪れていただき、核兵器廃絶の国際世論醸成に大変有意義だった」

      入館者の増加に伴い、課題となるのが「混雑対策」です。

      記者
      「東館の地下1階です。こちらにある3つの会議室などを改修して、子ども向けの展示スペースをつくる計画が今年度、動き出します」

      資料館では3年後の完成を目指して、小・中学生を対象にした「子ども向け」の展示スペースを整備します。修学旅行生を分散化できるため、混雑対策につながるとしています。

      広島平和文化センター 谷 史郎 副理事長
      「平和学習の(子ども向け)展示を充実させたい。修学旅行生はぜひこちらを見ていただくことを期待したい」

      去年、広島平和文化センターが公表した小・中・高校へのアンケート調査では▽展示の説明文が多い▽展示を「怖い」と感じて見学できない児童もいるなどの意見がありました。

      「子ども向け」をどのような展示内容にするかは、今後、教育関係者や児童心理の専門家なども加えた検討委員会を立ち上げて具体化していくということです。

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