広島市東区で建設が進む広島高速5号線「二葉山トンネル」の掘削工事が、予定より約1年早まり、4月に完了する見通しであることが分かりました。理由として広島高速道路公社は、住宅地を越えてから夜間も工事ができたことや、マシンの大きな破損がなかったことをあげています。
二葉山トンネルは、約1・4㎞の区間を大型掘削機=シールドマシンで掘削しています。
広島高速道路公社によりますと、現在、残りの区間は41メートルで、計画より1年早く4月の第3週ごろには、シールドマシンで行う全ての掘削工事が完了する見通しということです。
7年前に始まった二葉山トンネルの工事は、2022年度の完了を目指していましたが、シールドマシンの破損や、地表面の隆起などで、工事は何度も中断。掘削完了は2026年上期にずれ込んでいました。
1年早まった理由について公社は、住宅地を越えてから夜間も工事ができたことや、マシンの大きな破損がなかったことをあげています。
二葉山トンネルを含む5号線全体の完成時期は2028年上期の予定ですが、公社では「舗装や照明の設置など、残りの工程を精査して改めて完成時期を示したい」としています。
新着記事
ランキング
※毎時更新、直近24時間のアクセス数を集計しています。
コメント (0)
IRAWアプリからコメントを書くことができます!!