「様々な人が平和について考える機会を作りたい」と23日、広島市で高校生が主催したワークショップが開かれ、参加した10代から80代の約35人が被爆の実態をテーマに、それぞれの意見を交わしました。
主催したのは、広島県立国泰寺高校の生徒5人で構成される「チームHIROSHIMA」です。
「チームHIROSHIMA」の5人は、企画の立案や被爆者への取材、参加者に提供する資料の制作など、自分たちで準備を進めてきました。
ワークショップでは、生徒が自作のスライドを使って原爆の被害などを説明。それを受け、参加者たちが「もし自分が被爆者であればそれを明かすかどうか」、といったテーマなどについて意見を交わしました。
国泰寺高校3年でチームHIROSHIMAメンバーの小林芽衣さんは「年代を超えて原爆被害に対する理解を深めていっている姿が印象的で、色々な年代の方に来ていただいた甲斐があったと思う」と話していました。
ワークショップの最後は、参加者たちが翼に平和に対する想いを記した折り鶴を制作。折り鶴は今後、「原爆の子の像」横に奉納されるということです。
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