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「はしごの上から作業員が落ちた」伐採作業中に約4.5m転落 作業員の男性(54)が死亡 広島

広島市で13日、樹木の伐採をしている男性作業員が、はしごから転落し死亡する事故がありました。警察は、業務上過失致死の疑いも視野に、事故の原因を調べています。

事故が起きたのは、広島市安佐北区安佐町毛木の水路保全の工事現場です。警察によりますと、13日午後1時すぎ、「はしごの上から作業員が落ちた」とほかの作業員から119番通報がありました。

水路脇に生えている木の幹に、はしごを立てかけて枝を切る作業をしていた北広島町の土木作業員、門政憲明さん(54)が、約4.5mの高さから転落。門政さんは頭を強く打ち病院に搬送されましたが、約2時間後に亡くなりました。

当時現場では3人で作業をしていて、はしごに登っていたのは門政さんだけでした。ヘルメットは着用していたものの、転落防止用の安全帯などは着用していなかったということです。

警察は業務上過失致死の疑いも視野に、他の作業員など関係者から事情をきいています。

水路保全工事を発注した広島市は、事故を受け「原因などを確認し、再発防止に努める」としています。

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