ルーキーながら、広島カープの一軍に帯同してキャンプを終えたのが、佐藤柳之介、岡本駿、渡邉悠斗の大卒ルーキートリオ。3人に初めてのキャンプを振り返ってもらいました。
佐藤柳之介(ドラフト2位・富士大)「明日から(キャンプが)はじまるっていうので、すごく準備もしてきましたし、気持ち的にもすごくワクワクはしているので」
岡本駿(ドラフト3位・甲南大)「自分のストレートだったり得意な変化球を混ぜて、しっかり自分の良さを出していけたらいいかなと思います」
渡邉悠斗(ドラフト4位・富士大)「これがスタートなので、自分が成長できるっていうのが楽しみというのもありますし」
ワクワクした気持ちと開幕一軍に向けた貪欲な思いを胸に、はじめてプロのキャンプに挑んだ3人。日南での11日間を終え、1人も欠けることなく、沖縄キャンプを迎えました。
岡本駿「開幕一軍をみんなで争う中で自分も負けないようにその中に食い込めるようにという心意気で(沖縄に)来ました」
日南から一転、実戦練習が中心となった沖縄キャンプ。
実戦で出た課題にそれぞれが向き合うなか、新井貴浩監督が直々にブルペンで打席に入り、佐藤柳、岡本と言葉を交わす場面も。
佐藤柳之介「坂倉さんに受けてもらいながら(打席に)新井さんだったので、すごく緊張はしたんですけど、自分のボールを一番近くで見てもらえるアピールのチャンスだと思ったので、自分のいまある力というか、そういうのは出せたかなというのは思うので」
また、熾烈な開幕一軍争いのなかで大学時代にはなかったファンからの応援が大きな力になったといいます。
佐藤柳之介「自分としてもプロになったんだなと実感もわいてきますし、そういうファンの皆さまの期待に応えられるようにがんばりたいなと思います」
連日、注目を集めたのは去年の秋のキャンプから続く『振り込む量の多さ』。
日南キャンプからスイング軌道の修正に取り組むドラフト4位・渡邉は18日の楽天戦で初ヒット、初タイムリーを記録するなど、開幕一軍へバットでアピール。
過酷な練習にがむしゃらに向き合った成果を見せました。
新井貴浩監督「彼ら(ルーキー3人)に話を聞いても『すごくしんどいです』というふうに言っていたので、いままでこんなに練習したことはなかったと思うんですけど、ケガもなくよくついてきたと思います」
3人はきのう、見事1ヶ月間のキャンプを完走。キャンプを終えて、イマ、思うことは…?
佐藤柳之介「ずっと楽しいっていうのはキャンプの中でもあったんですけど、けがもしてないですし、徐々に慣れることができたので、ほとんど自分の思い通りにキャンプは進めることができたかなという風に思うので、100点かなと思います」
岡本駿「なんとかやりきれたっていう思いが強いです。疲労はそんなに感じてなくて、たのしかったので充実した日々になりました」
渡邉悠斗「大学から入ってきてはじめてのキャンプっていうひとくくりのことを終えて、自分は精神的にも野球の技術的にもとても成長した1ヶ月になったかなと思います。」
今年のカープは4年ぶりにホームで開幕戦を迎えます。ドラフト1位・佐々木泰を含め、その日を一軍で迎えるのは果たして誰か…。これからもルーキー達の争いに注目です。
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