世代を越えて受け継がれている伝統行事です。広島県安芸高田市にある小学校で、もうすぐ卒業を迎える6年生が、記念の自画像を描きました。
安芸高田市にある吉田小学校です。43人の6年生が、鏡に映った自分と向き合いながら、自画像を描きました。
卒業記念の自画像の制作は、大正時代から100年以上続く伝統行事です。終戦前後の数年間は残されていませんが、7200人を超える卒業生が自分の顔を描いてきました。
50年前の吉田小学校です。鏡と向き合いながら真剣に自画像を描く光景は、いまと変わりません。
児童たちは、兄や姉だけでなく父親や母親といった家族が小学生の時に描いた「顔」と、日常的に触れ合っているそうです。
今回、制作に取り組んだ6年生のなかにも、4世代にわたって自画像を描いてきた児童もいます。
4世代で自画像を描いた児童「ずっと続いてきて、すごいなと思いました」
自画像のポイントは、白い点で「輝く瞳」を表現することです。
児童「目を失敗しないように描きました」「目を描くバランスが難しかったです」
「学校を卒業するのはさみしいけど、みんなとの思い出を込めて描いた自画像が残ってくれるのはうれしい」
自画像を描いた6年生は、3月19日に卒業式を迎えます。
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