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「殺していませんし解体もしていません」殺人・遺体損壊の罪について男(32)は無罪を主張 一方で遺体遺棄の罪は起訴内容を認める 広島地裁で初公判

2021年に広島市で知人の男性を殺害し、遺体を切断・遺棄したとされる男の裁判員裁判が、21日に広島地裁で始まりました。

殺人と死体損壊・遺棄の罪に問われているのは、広島市佐伯区の渡部大地被告(32)です。

起訴状などによりますと、渡部被告は2021年10月、親族の家で知人の植木秀俊さんの顔をコンクリートブロックで殴って殺害。その遺体を切断して庭に埋めて隠したほか、海などに遺棄したとされています。

この裁判では、殺害などを行ったのが、渡部被告か「第三者」であるかなどが争われています。

21日の初公判で、渡部被告は、2度にわたって遺体を遺棄したことは認めましたが、「自分は植木さんを殺していませんし 解体もしていません」殺人や死体損壊については否認しました。

冒頭陳述で検察側は、「植木さんとトラブルがあり、コンクリートブロックで顔を複数回殴って殺害した。すべて一人で行い、殺意があった」と指摘しました。

一方、弁護側は、「渡部被告が親族の家に行くと、見知らぬ男がブロックのようなもので、植木さんの顔などを繰り返し殴っていた」と主張しました。

裁判は今後、被告人質問などが行われ、判決は来月13日に言い渡されます。

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