外科医師不足の解消に向け、全国初の取り組みです。広島大学は若手医師確保のため、来年度から待遇改善に取り組みます。
広島大学・越智光夫学長
「消化器外科・一般外科の医療診療委医の年俸に『未来の外科医療支援手当』を加え、令和7年度から現行の約1.3倍とする待遇改善を講じることとしました」
広島大学は、消化器外科など20代30代の若手医師およそ30人に年間120万円の手当を支払うということです。全国の国立大学病院で初めての取り組みです。
2022年の全国の医師の数は20年前と比べ1・31倍に増えていますが、消化器外科の医師に限っては0・79に減っています。広島大学病院でも外科志望は定員30人に対し毎年10人程度にとどまっています。
広島大学・越智光夫学長
「若手が減っているよいうことは経年的には手術ができる外科医が減ってくるということ、医療崩壊につながるのではないか。どこかからスタートしないといけないということで広島大学が始める」
広島大学では、外科医師確保の取り組みが今後全国に波及してほしいとしています。
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