開幕投手候補に名前を挙げられている森下暢仁。プロ6年目の覚悟と開幕投手への思いを聞きました。
森下暢仁 投手
「チームが優勝するために自分ができることをこのキャンプでやれたら」
エースナンバーを背負い6年目を迎える森下暢仁 投手。キャンプでは球数を投げ込み体力、技術の両面でのレベルアップを目指しています。
森下暢仁 投手
「自主トレからしっかりと準備をして監督も競争と言っていたので自分がしっかりアピールできるように準備してきたフォームも球質も全部変えられたら」
「横一線の競争」が選手に伝えられてはじまった新井カープ3年目。日南キャンプ初日に声出しを担当した森下が口にしたのが「中心選手としての自覚」。それは去年のあの経験から生まれた言葉でした。
首位にいた8月。森下自身は10勝5敗と自己最多に並ぶ白星をマークしていましたが終わってみれば10勝10敗。過去の自分を超えることは出来ませんでした。勝負所で勝てなかった責任に加えて森下はチームに対して「ある」危機感を覚えました。
森下暢仁 投手
「一人一人が自覚してやらないと強くならないと思いましたし誰かに任せるのではなく皆でという思いで言いました。チームが勝たないといけない所で勝てなかったのは事実、そういう所でしっかりと勝たせられるように試合づくりが出来なかったので本当に申し訳ないなという気持ちと昨シーズンの事は帰ってこないので今シーズンはそのようなことがないように」
そんな森下が優勝とともに経験していないのが「開幕投手」です。ことしは5年連続で開幕投手を務めた大瀬良や昨シーズンの勝ち頭床田との三つ巴と言われています。キャンプも半分が過ぎたイマ、森下の心境は・・・。
森下暢仁 投手
「やったことがないので分からないが特別な場所には間違いないと思いますしチームを引っ張る人がやるべき場所だと思う。」
エースの証、開幕投手。
黒田博樹、前田健太といった歴代の名投手が務めた大役ですがことし、森下もその座を狙う一人です。3月28日の開幕戦は4年ぶりの地元開催。そのマウンドをめざし、大瀬良、床田より早くキャンプ初日からブルペンに入るなど自身初の大役に向けてアピールを続けています。
森下暢仁 投手
「チームがスタートする大事な試合だと思いますしそういう所を任せられる投手になりたいと思っていますけど、毎年言われているが自分は掴めていないので掴めるように準備や結果をアピールしていきたい」
15日から対外試合が始まり、若手のアピールが続く時期となりましたが、森下はまだバッター相手に投げず、16日にはブルペンで90球の投げ込み。去年、開幕ローテーション入りを逃している右腕は「自分がやれることをやるだけ」と平常心で調整を続けます。
プロ6年目。森下暢仁。
チームが「変化する年」に「真の中心選手へと変化する」シーズンが始まります。
森下暢仁 投手
「けがせず今までの5年間を通してやってきた自分がやれること、しっかり準備して試合に入っていけばゲームを作ることだったりいいイメージして入っていくだけだと思うのでチームが優勝することが一番。けがなくしっかり先発ローテーションを守れるように頑張りたい」
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