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団結力を高め 目指すは日本一!尾道高校ラグビー部の新たな「寮」が完成

花園を目指す広島県内屈指の強豪、尾道高校ラグビー部に新たな施設が完成。日本一を目指し、新チームも始動しました。

県内では18年間無敵の尾道高校ラグビー部は花園での日本一を目指し挑戦し続けています。先月11日、100人を超える部員を率いる田中春助監督の悲願でもあったラグビー部専用の寮が完成しました。

入り口には田中監督が大切にする言葉が掲げられています。

田中春助監督「明日死ぬかのように生きなさい、一生生きると思って学びなさい。住むところも、もちろん大事なんですが、住む人がすごく大事なんじゃないかなと思いますので、より一層指導をしっかりしていこうと思います」

さっそく部員たちが初めて入室。

赤迫周琉選手「メッチャキレイですね、まじで」

総工費3億5千万、木材をふんだんに使った真新しい室内には分散していた部員100人が同じ寮で暮らせます。

赤迫周琉選手「ここで勉強も、おおお。勉強も出来ますね」

ロフトベット付きなど3種類の4人部屋が用意されています。

部員「やっぱりしっかり、ベッドの下に勉強出来るスペースがあって」「ちゃんと新品って感じです」

さっそく保護者20人あまりも手伝っての大引っ越し作業。次々と荷物が運び込まれてきます。使い込んだ布団は一旦、外で天日干し。

保護者「とてもありがたいです、感謝してます」

ラグビー部員の多くは大阪など県外から来ています。届いた荷物を一旦ロビーで仕分け。

成瀬律旗選手の母「名前がない、奥谷くん」

保護者のリーダーは実家暮らしの3年生の成瀬選手の母親。大学が決まり自分は関係と無いと手伝いに来ない息子に憤慨していました。30分後、その成瀬選手もかけつけて手伝いに参加します。

(Q、息子さんいらっしゃいました)
成瀬選手の母「来ました。ドアホですね」
成瀬律旗選手「頑張ります」

1ヶ月後・・・。

赤迫周琉選手「今からお風呂に行ってきます。すぐは入れるのも良いところですね。ここの」
広いお風呂で湯船につかり、しっかりリラックス。

広いロビーでは大画面でラグビー動画を見るため部員たちが自然と集まってきます。サボりがちだった怪我予防のストレッチもキレイなロビーで行うようになったと言います。

部員「文武両道って聞いて尾道を選びました」

夜9時、田中監督の部屋に3人の部員がやってきました。

佐藤麗斗主将「みんなで話し合った結果、僕がキャプテンで颯紀と周琉がバイス(副)キャプテンでフォワーリーダーとバックスリーダーということになりました。団結力も高まり、めちゃめちゃコミュニケーションが良く取れているので良いかな」

和田颯紀副主将「生活めちゃくちゃ良くなりましたね、めちゃくちゃ快適です」

田中春助監督「コミュニケーションの量が増えると思いますね、一つの寮に集まるというのが初めての経験ですので。ボクたち大人が関われる機会も増えると思いますので、子どもたちにリーダーシップ取らせながらもボクたちが関わっていくと言うこと。で、より高いレベルになればなと思います」

新チームは春の高校選抜ラグビー大会で順調に勝ち上がり、明日15日、中国大会準決勝で山口の高川学園と対戦します。

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