故障から復活し、昨シーズンは6勝、更なる飛躍を目指してキャンプに取り組むカープのアドゥワ誠投手に今シーズンへの想いを聞きました。
今シーズンも先発ローテーションの一角を狙うアドゥワ誠。
アドゥワ誠「毎年開幕を目指してやっている、まだ若いので、初日からしっかりアピールする立場なので、初日から全力でいけるように仕上げてきました」
あいにくの雨となった日南キャンプ。アドゥワは初日からブルペンに入ります。
昨シーズンは18試合に先発、プロ初完封を含む6勝を挙げ、防御率もキャリアハイの3.13と見事復活を遂げました。それでも本人は…。
アドゥワ誠「手応えと言っても、1年間完走したわけではないので、周りの評価は頑張ったと言ってもらえるんですけど、自分の中ではもっと貢献出来たなと思うんで」
向上心の塊のアドゥワは、このキャンプで2つの球種の精度を上げる事を目指しています。
アドゥワ誠「去年は、ほぼスライダーとチェンジアップの2球種で、ちょっと(だけ)カーブだったんで、もっとカーブの割合を、制球を上げていければ多少は変わるのかなと思うので、課題はカーブかなと思います。縦のスライダーみたいなイメージで、ブルペンでも他のスライダーとかの後の、1球目のカーブの精度を上げたり、混ぜながら、より実戦を意識して投げてますね」
もう一つの球種はストレート。中指一本で投げるカット気味のストレートから人差し指と中指の2本を使う、力のあるストレートを目指します。
迎えた日南での紅白戦。課題の立ち上がりに2つのフォアボールを与えますが、久保修を三振に打ち取るなど、後続を断つと…。2イニング目も少ない球数で、打たせて取るピッチング。早くも実戦での成果を見せました。
アドゥワ誠「どの球種も指の感覚というか、ある程度狙ったところには投げられたので、まっすぐの強さもそうなんですけど、全体的に精度も高めていって、沖縄に行っても実戦で結果を意識してやっていきたいなと思います」
そして今シーズン、個人でこだわるのは投球回数。
アドゥワ誠「イニング、規定投球回を目指すのが一番だと思うので、昨年は早い回で失点することが多かったんで、なんとか立ち上がりを課題、より意識して。初球、先頭の入りから全力でいけるように、ブルペンの球数であったりとかを変えたら多少変わるのかなと思います。チームとしては、リーグ優勝と日本一をもちろん目指して頑張っていきたいと思います」
新着記事
ランキング
※毎時更新、直近24時間のアクセス数を集計しています。
コメント (0)
IRAWアプリからコメントを書くことができます!!