広島市で開催されている「オディロン・ルドン」展の来場者が1万人に達し、記念セレモニーが行われました。
1万人目の来場者は大阪市から訪れた細田伸子さんです。
ひろしま美術館の池田館長から、図録やグッズなど記念の品が贈られました。
細田さんは中学生の時に美術の教科書でパステル調の花の絵を見て以来、ルドンが好きだということです。
細田さん
「後半の色彩豊かなところと精神性を感じるところとユーモラスなところ(が好き)」
ルドンは、19世紀末から20世紀初頭にフランスで新たな技法や表現に挑戦しながらイマジネーションの世界を描きました。目玉や植物など不可思議な題材を木炭画や版画といったモノクロの世界で表現しましたが、その後は、神話や花瓶の花などをパステルや油彩画などで色彩豊かに描きました。
今回、初期から晩年までおよそ200点を展示しています。
ルドンの回顧展は、3月23日まで開かれています。
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