湯崎知事が外務副大臣と面会し、3月に開かれる核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加を要請しました。副大臣は「まだ検討中」と説明したということです。

湯崎知事と長崎県の大石賢吾知事は28日午前、宮路拓馬外務副大臣を訪ねました。そして、核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加と、条約の署名・批准を求める要望書を手渡しました。

一方、政府は今回もオブザーバー参加を見送り、自民・公明両党の議員を派遣する方向で調整を進めているとされています。湯崎知事によりますと、これについて宮路副大臣は、「まだ検討中」と説明したということです。

湯崎英彦知事
「結論は出ている訳ではないというか、まだ検討中ということで」「非常に状況が厳しいからこそ、何かを動かしていかないといけないということで」「報道はいろいろされているが、まだ期待をもって、検討の結果を待ちたいと思っている」

県によりますと、石破総理との面会を要望していましたが、日程の調整がつかなかったということです。