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米の核実験「ネバダデー」 被爆者などが座り込みで核廃絶訴え 「オブザーバー参加もしないという表明だったので非常に私たち被爆者は怒っとる」

アメリカが核実験をした日に合わせて、広島市の平和公園で、被爆者らが核兵器廃絶を訴える座り込みをしました。

27日は、74年前にアメリカが初めてネバダ州で核実験をした日です。平和公園では、被爆者などおよそ60人が横断幕を掲げて30分間の座り込みをしました。

広島県被団協 箕牧智之理事長「署名も批准もしないオブザーバー参加もしないという表明だったので非常に私たち被爆者は怒っとる」

政府がことし3月に開かれる核兵器禁止条約の締約国会議へのオブザーバー参加を見送る方針を固めたことに、参加者からは批判の声が上がりました。

参加者「残念怒り心頭ですねちゃんと参加して核保有国に対して核兵器を廃絶してほしいということを訴えてもらいたかったです」「1人1人がその思いをもって広めていくしかないですね。国民自体が1人1人がものを言って政府をなんとかしようと言う人が少ない。だから今から先(核兵器禁止条約へ政府が参加する)可能性は薄いなと思うけど、それを破るために僕らは(座り込みなどを)やりたい」

ネバダデーの座り込みは40年前から毎年続いています。

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